【東方ロストワード】『☆5古明地観光エンドレスツアー』について。評価・おすすめのキャラなど

　2023年11月22日開催の紅夢の魔女の休暇エピックおいのりで登場した、エピックおいのり限定絵札です。

　結界増加とダメージ増加というスタンダードな効果に加えて『敵の注目を操作する』という唯一無二の特性を持っており、『敵の注目操作を打ち消す』『意図的に全体攻撃のダメージに勾配を付ける』などオンリーワンの仕事が出来る絵札ではあります。

　かなりクセが強い絵札特性ではあるものの、今は『敵の注目操作』がギミックとして用意されているステージも少なくないし、しっかり考えて使えば『一手多く必要な所をゴリ押しで詰められる』というように戦略的に役立てられる所も出て来るでしょう。

　逆に、適当に使ってしまうとダメージに勾配が出来てしまって邪魔にすらなる可能性もありますが、他の絵札には絶対にマネする事の出来ない面白い特性を持った、非常に個性的な絵札です。

絵札特性

ステータス補正

絵札の概要

　『結界3枚増加』『水属性35%アップ』という2つの特性もそれなりに優秀、特に前者は無難に使える効果ではありますが、やはりこの絵札の最大の特徴は『敵の注目を操作する』という部分です。

　今は複霊やら紅魔塔やらで敵が注目を操作して来るケースも多く、その場合は『全体攻撃のダメージが注目の高いキャラに吸われて』均等にダメージを与えられずに勝負が長引く事もありますが、そういう状況をこの絵札は打破する事が可能です。

　また、敵に得意属性のキャラや苦手属性のキャラが入り乱れていて『オーバーキルになる敵』『ワンパンラインに届かない敵』が混在している場合、注目操作でダメージに勾配を付けて『オーバーキル分のダメージをワンパンに届かない敵に振り分ける』なんて運用をする事も可能でしょう。

　いずれにしても『ダメージ量・撃破ライン』を事前に把握する必要があるし、その上で『注目操作によるダメージ勾配操作で撃破ターン数短縮などのメリットに繋がる』というケースでないとあまり意味がなく、使いこなすのも難しければ使い所も限定的ですが、その分だけ非常に個性的かつ面白い絵札です。

　必要とする前提条件が多く、この絵札が直ちに必要か…と問われれば微妙な気もしますが、『他には絶対にマネ出来ない、オンリーワンの絵札である』という点は間違いなく、特別な魅力はある絵札とも言えるでしょうか。

オススメのキャラ

　『特定のキャラに付けるべき絵札』という訳ではないでしょう。

　面倒な注目操作の敵が登場した時など、シチュエーションに応じて適宜装備させるキャラを変更させる絵札です。どのキャラにも状況に応じて適性があるし、不要な状況なら逆に誰にも適正が無いとも言えます。

売却＆限界突破について

　売却厳禁です。そもそも入手出来る機会が超限定的な上、完全にオンリーワンの性能なので…。

　無凸運用だとダメージ勾配の変化も小さいですが、重ね掛けして…という道もあるだろうし、取り合えず複数枚入手出来ても4凸分が貯まるまでは別途保管しておくべきでしょうか。

総合評価

　多くの前提条件を必要とするクセの強い絵札ではありますが、絶対に他の絵札では代替出来ない役割を持てる、非常に個性的な☆5絵札です。

　入手機会が限定的なPU時のエピックおいのり限定絵札、流石にこの絵札だけを目的にガチャを引くほどではないでしょうが、差別化点のある面白い絵札である事は確かでしょう。今後の展開次第では重要性が増して来る可能性もあるか…？