【東方ロストワード】『伝書』と『伝書貯金』について

　東方ロストワードにおいて、ログインボーナスやメンテナンスのお詫びなど、所謂『配布アイテム』は全て『伝書』に放り込まれます。

　当然、もらったものは受け取ればいいのですが、実はこのゲームでは『一部のアイテムを持ち越しづらい』などの仕様も存在しているため、敢えて伝書を受け取らずに放置しておくという、所謂『伝書貯金』なんて選択肢も存在します。

　この記事では『伝書』の上手い使い方などについてまとめておきます。

伝書貯金の意義

　伝書貯金の最大の意義は、『好きなキャラクターが来るまで封結晶を貯めておきたい』という人にとっての『賽銭確保』です。

　賽銭には所持限界が存在し、例えば上の画像では『MAX29400』に対して賽銭が『30258』となっており、限界突破しています。

　この状態でもログボや戦闘やおつかいでの賽銭獲得は可能ですが、『賽銭箱』からの賽銭回収が不可能になります。

　上のレベル6の賽銭箱の場合、『1日で賽銭5,472』が貯まりますが、賽銭がMAXを超えているとこれを全く受け取れなくなります。

　この状態を維持してしまうと、1日で賽銭5000以上をドブに捨てるようなもので、1週間なら4万近く、1か月なら20万近くの賽銭をドブに捨てることになります。

　なので、賽銭は『こまめに消費してこまめに受け取る』のがスタンダードとなり、『賽銭を好きなキャラが来るまで持ち越す』ことは非常に困難です。

　ガチャをするには封結晶5個・賽銭1500が必要で、例えば『欲しいキャラのために封結晶500個貯めました！』という人も、賽銭を15万持ってないと結晶500個分のガチャは回せないので、せっかく封結晶を貯めても宝の持ち腐れ、みたいな状況が起こり得ます。

　そういう状況をある程度緩和出来るのが『伝書貯金』で、例えば上の『不具合のお詫び』は『6月11日』まで受け取れるので、これを敢えてギリギリまで受け取らないことで、『賽銭MAX』に引っかからずに多額の賽銭を持ち越すことが可能です。

　上の画像だと本来持ち越せる賽銭はせいぜいMAXの3万程度ですが、賽銭を伝書にストックしておけば、お目当てのキャラが登場した時にそちらを開封し、伝書貯金をしていなかった人よりも更に多くのガチャを引くことが可能です。

　このような『賽銭持ち越し』が伝書貯金の魅力です。

伝書貯金のデメリット

　伝書貯金最大のデメリットは、『受け取るのを忘れてしまう危険性がある』ということです。

　うっかり忘れるとせっかくのアイテムは水の泡、特に上のような『封結晶50個・賽銭15000』なんて特大の配布を失ってしまったら辛過ぎます。

　これは本人が注意深くしていれば回避出来る危険ですが、うっかり…というのは誰しもあるので、その危険は意識しておきましょう。

まとめ

　このように、伝書貯金は『欲しいキャラが来た時のための貯蓄手段』としては良い方法です。

　ただ、もしも受け取りを忘れるとせっかくのアイテムが水の泡となりますし、そもそも『受け取り期間』があるものはせいぜい1か月程度なので、そこまで長く持ち越すことも出来ません。

　おそらく東方ロストワードは月1くらいのペースで『フェス』を行うハズなので、伝書貯金は『とにかくフェスに全力を尽くす！』みたいな人に適した方法かもしれません。

　勿論、普通に即座に受け取ってその場でガチャをドンドン回す、というのも全然アリ、というかそれが普通に楽しみ方でしょうが、『好きなキャラが来た時に引ける確率を1%でも上げたい』という人は、このような伝書貯金を試してみてもいいかもしれません。