【東方ロストワード】『CP』と『ブースト』について。計算方法や法則など

　1ページ目には理解しやすい部分をまとめたつもりですが、@uromuroさんからはより多くの生データとその分析結果を頂いており、その辺のより込み入った話をこちらに別途まとめておきます。

厳密なブーストテーブルについて

　1ページ目では『ブーストによる違い』いくつかの例を示しましたが、こちらは『拡散ショット』『集中ショット』『スペル』によって、より厳密に決められています。

　例えばショットに関しては、『集中ショット』はブーストタイプ別に『82・86・95・100』の4種類のCPが用意されており、これが全体攻撃の場合は『×0.666…』となり、拡散ショットの威力は集中ショットの威力をそのまま『×0.6』したものになります。

　テーブルにすると、『例外』を覗いてCPは以下のような感じです。

　このように、基本的には『ブーストタイプ』と『CP』は全て整合性が取れる形で設定されています。

　ほとんどのキャラクターはこの通りのCP値を与えられていますが、一部のみ『例外』となっているショット・スペルも存在します。

　例えば、パチュリーと幽々子の通常スペルはそれぞれブーストの型も違うのに『CP165』という形になっており、その他で言えば魔理沙のスペルもブーストの型が他のキャラには見られない『1⇒3⇒4⇒6』型となっていて特殊な感じです。

　特にパチュリーに至ってはショットも『1⇒2⇒3⇒6』型でありながら、CP値は『1⇒4⇒5⇒6』型の49を与えられており、かなり特殊な立ち位置のキャラクターに設定されていたり…。

　この辺の『例外ショット・例外スペル』についてはまた別の法則も存在するかもしれませんが、現時点では不明です。

　ただ、少なくとも『ほとんどのショット・スペルはテーブル通りで当て嵌まる』という形になっているので、基本的には上の通りに覚えておけば十分です。

　(※CPは装備した絵札効果の影響なども受けるのでその点は注意)

ブースト途中の上り幅について

　前述のように、メニュー画面のCP値は『フルブーストした時のCP値』で、ここまではその法則について述べて来ましたが、各バレット毎のCP値にも法則があります。

　基本的に、ブーストのタイプによって『バレット1,2,3,4,5,6それぞれのCP値』も決定されて来ます。

　ショットから確認されているテーブルは以下の通りです。フルブーストした時のCP値を『1』として、割合で示しておきます。

　このように、早熟型の『1⇒4⇒5⇒6』なんかは、最後の方の構成弾幕の威力はかなりしょっぱく、逆に晩成型の『1⇒2⇒3⇒6』なんかは最後の方の弾幕の威力が相当に強力です。

　上のパチュリーのような例外は、ブーストタイプが『1⇒2⇒3⇒6』でありながらバレットのテーブルは『1⇒4⇒5⇒6』のものが与えられており、実は1バレット目の火力が異常に高かったりするので、オート周回には意外と向いていたり、なんてこともあったりします。

　この辺もある程度頭に入れておくと、『0ブーストのオート周回への適性キャラ』や『1ブーストで火力を出せる周回適正キャラ』などを選出しやすくなるでしょう。