【東方ロストワード】『☆5第八回 博麗神社秋季例大祭』について。評価・おすすめのキャラなど

　2021年10月24日開催の『第八回 博麗神社秋季例大祭』に連動して配られたログインボーナス絵札です。

　ログインするだけで手に入る絵札であるだけに倍率も控えめ、特別『このキャラの最適性になる！』という感じはあまりないですが、『命中1段+無属性25%』というのは普通に悪くない補正で、理論上は『ダメージ50%up相当』になり得ます。

　特に昔のキャラは命中補正が甘い・無属性が多いというパターンは多いので、その辺に対して多少有利になる所はあるでしょう。

　まあこの条件をキッチリ満たす者は少ないし、その範囲でも『もっと適性の高い絵札がある』というパターンも多いですが、『後出しで最適性キャラが登場するかも』くらいのポテンシャルもあるし、配布としては見所十分な絵札です。

絵札特性

ステータス補正

絵札の概要

　この絵札の特徴は『命中率・無属性バレット』の2つを同時に補正を掛けられる事で、これが重なった時のダメージ補正倍率は中々のものです。

　例えばフランや橙は『命中率が100%ではなく、ラスワが全バレット無属性』というキャラクター、美鈴も『命中率が100%でなく、最も威力が高い1バレット目が無属性』というキャラクターですが、これらのキャラのラスワに付ければ『命中率1.2倍(=ダメージ20%up)』『無属性バレット威力25%up』、これらが掛け算となって『無属性バレットのダメージ50%up』相当になります。

　『ダメージ50%up絵札』と考えれば普通に強いし、適正のあるキャラクターに対しては十分な価値を持てる絵札ではあるでしょう。

　特にフラン・橙はそれぞれもっと良い適正絵札があるのに対し、クリティカルな絵札が少ない美鈴の場合、周回においてこの絵札は『ダメージ絶対値向上・ダメージブレ抑制』両方の面でバランスが良く、最適性と言っても良さそうです。

　ただ、最近のキャラはバレットのほとんどを属性弾が埋め尽くすケースがほとんどだし、命中率も自前で100%に達する者の割合の方が多いし、そうでなくとも『☆5幽玄の剣聖』のように命中+αの絵札が適正だったりで、どうしてもこの絵札は初期キャラ向き、みたいな所もあります。

　で、初期キャラクターになると最前線クラスの者も少ないし、前述の橙やフランのように他に適正絵札があるものも多いしで、そこまで汎用的に使えるという感じでもないでしょう。

　ただ、ハマりさえすれば『ダメージ50%up絵札』に同義ですから、今後この絵札が最適性となるキャラクターが登場する可能性もあるでしょう。

　正直そこまで期待値は高くないとは思いますが、最悪『陽攻・陰攻ステ上昇用絵札』としても優秀なので、タダで貰える絵札としては悪くない水準なのも間違いありません。

オススメのキャラ

　『命中補正が完璧じゃない』かつ『全バレット・或いは1バレット目(最も威力が高い)が無属性のキャラ』に向いている絵札です。

　最も注目すべきは美鈴で、本人の実用性が高い上に現状は『エネルギー弾』補正絵札が35%止まりなので、初手の最大威力バレットを50%補正出来、命中率向上でダメージブレも抑制出来るこの絵札は周回における最適性と言って良いでしょう。

　セットアップ前提ならともかく、今は美鈴に対しての絵札という見方が強いです。

　後はフランドールなども『命中率をそこそこセットアップする前提』ならこの絵札が良い感じになったりもします。初期キャラクターは簡素な性能故に地味に刺さりやすいです。

売却＆限界突破について

　ハマりさえすればダメージ50%up相当のポテンシャルはあるので、売るのは勿体ないです。まだまだ後出しで適正キャラが増えるかもしれないし、しっかり確保しておきたいです。

　無凸で使う理由はないので、即重ねてOKです。

総合評価

　現状でも実用性の高いキャラクターの周回最適性絵札となり得るし、今後も後出しで最適性キャラが出る可能性もあるポテンシャルは持っている、配布型としては十分に優秀な絵札です。

　欲を言えば命中2段階は欲しかった…的な所もありますが、これだけでも悪くない実力は持っていますから、しっかり4凸させて保持しておきましょう。