【東方ロストワード】『☆5神霊タヂカラオ』について。評価・おすすめのキャラなど

　2023年5月31日開催の『旧き信仰の生き残りエピックおいのり』で初登場したエピックおいのり限定絵札です。

　『味方全体の霊力とCRI攻撃をサポートする』という部分が主体となる絵札ですが、その倍率は中々に常軌を逸しており、サポート絵札としてはゲーム最強を争う絵札と言っても良さそうです。

　『霊力+0.80』は行動の選択肢自体を十分増やしてくれる可能性があるし、CRIも3段階上昇ともなると火力が1.3倍~1.4倍くらいに膨れ上がるケースも多くあるし、この絵札の存在でリプレイオート構築の幅が明確に広がるようなケースもあるでしょう。

　誰かの最適性になる…とかそういう方向性の強さではありませんが、絵札周回なんかでは役立つ場面なんかも十分に多いであろう、非常に優秀な絵札です。

絵札特性

　『日属性威力25%up + CRI攻撃3段階アップ』の組み合わせにより、例えば素のCRI補正0で日属性・特攻弾バレットに対しては『ダメージ81%up』相当の補正も与えられる絵札ですが、やはりメインは自身のダメージ補正よりも『味方のサポート』という部分でしょう。

　味方全体の霊力アップ絵札は『☆5アニバーサリー命蓮寺』や『☆5暗黒舞踊ハレ舞台！』の0.75が最大倍率、味方全体のCRI攻撃アップ絵札は『☆5掌握』の2段階が最高倍率、両者において『単独No.1のサポート倍率』を誇る絵札特性です。

　『vs複霊』などの高難易度イベントにおける霊力補給の重要性は言うまでもなく、ブーストが+1出来るか出来ないか違うだけで行動選択の幅はまるで違って来るのでリプレイオート構築などへの影響力は大きいです。

　CRI攻撃についても、今は特攻弾倍率減少などのギミックもありますが幻想郷やら妖怪やらの広範囲特攻で攻めるのは常套手段であり、3段階ものCRI倍率上昇は与ダメージを1.3倍くらいに引き上げてくれるケースもままります。

　ゲージ1割~2割残しくらいだった局面を100%撃破に持って行けるくらいの影響力を持つ事もあるし、『霊力+CRI攻撃』の項目をここまで高水準に補助してくれるのは凄まじいの一言です。

　『特定キャラの最適性になる』みたいな使い方はあまり期待出来ませんが、シンプルに高難易度イベントでは非常に使い勝手の良い、強力な☆5絵札です。

　どちらかと言うと『特定のシチュエーションに対して採用すべき』という絵札であり、『特定のキャラに付けるべき』という絵札でもないでしょう。

　例えばリプレイオート構築の中で『このターンにもうちょい霊力があって火力ももう少し盛れたら安定するんだけどなぁ…』となった時にこの絵札を盤面のキャラ誰かに装備させるなど、まずはシチュエーションありきで装備させるキャラを選んで行くべきでしょう。

　強いて言えば支援式キャラに装備させれば強みが一層増す形にはなるし、金早苗のような『能力による1TCRI攻撃アップ』の持続ターンを延長出来るような所は相性が良いと言えば良いですが、あまり装備させるキャラに拘る必要はないでしょう。

　売却厳禁で、有能かつ代わりの効かないオンリーワンに近い性能ですから、絶対に保存しておきましょう。

　無凸だと流石に倍率は物足りないですが、全体霊力+0.50は中々だし、霊力を補助しつつ1ターンだけのCRI攻撃アップ効果を2ターンに延長出来たりする所もあるので、5枚揃うまではバラで運用しても良いでしょう。

　『特定キャラの最適性になる』という側面はあまり無い絵札ですが、『高難易度イベントで使える味方のサポート絵札』という意味ではゲーム中でも最強と言える程の効果を持っている、非常に優秀な☆5絵札です。

　例によって凸させづらいエピックおいのり限定絵札ではあれど、効果の強さは折り紙付きでしょう。『霊力』『CRI攻撃』片方だけを取ってすら倍率No.1のサポート絵札ですし、差別化点もしっかりと確立しています。