2021年3月24日開催の『沈没戦線異状なし!』ガチャで初登場した絵札です。
ここに来て増え始めた『デバフ効果絵札』の1つであり、『回避デバフ』という意味ではゲーム史上初の絵札となります。
『単体対象』なので使い所は限定的ですが、ファスト持ちのキャラクターなどに装着させれば回避率の高いキャラクターを確実に刺せるような所もありますし、使う場面が想定出来ない訳でもないでしょう。
抜きん出て優秀と言う程ではないでしょうが、☆4としてはそれなりに見所もある感じです。
絵札特性
初期状態効果 | 限界突破後効果 | |
特性① | 使用時に対象単体の回避を1段階ダウン(3T) | 2段階ダウン(3T) |
特性② | 使用時に自身の不運に縁がある者から受けるダメージ15%ダウン(3T) | 変化なし |
ステータス補正
補正ステータス | 初期状態 | +10状態 |
体力 | +150 | +450 |
陰防 | +10 | +50 |
絵札の概要
ゲーム史上初となる『敵の回避率を下げる絵札』となっており、ターゲットにした敵に回避を最大で2段階低下させます。
こちらの記事でも解説した通り、これはデフォルト命中率の75%を必中ラインに引き上げる倍率なので、例えば『ファスト』を持っているキャラクターにこの絵札を付けておくと、後続のキャラクター達は命中率100%で攻撃出来ます。
例えば紫苑やメルランは『敵の防御力・回避率を大幅に下げるデバッファー』ですが、敵が『回避率5段階アップ』などを積んで周回を妨害して来る場合、この絵札で更に大きく回避率を落とせば安定はさせやすくなるでしょう。特に紫苑はターゲットには『回避6段階ダウン』まで持って行けるので、生半可な回避バフは完全に打ち消せます。
まあ、実際には『大幅に回避バフを積んで来る敵』が少ないし、『そんな敵に2,3人掛かりで戦う』というケースはもっと稀、そもそも紫苑にしろメルランにしろ『火力絵札を積んだ方が良い』というケースが大半でしょうが…。
そういう意味で周回はともかく、紅魔塔では命中率に難アリのキャラを横からサポートするために使う、なんてケースも考えられるし、『尖った効果を持つ☆4絵札』として保存しておく価値は十分あるでしょう。
オススメのキャラ
今現在で一番イメージしやすいのは、フランやこいしのような『命中率に難アリの単体アタッカー』を使う際、『そのアタッカーの隣に並ぶキャラ』に付けるような使い方でしょうか。
フランやこいしのような単体アタッカーの紅魔塔での主な役割は『厄介な敵を一撃必殺で確実に落とす』事であり、その為に自分の通常スペルに命中絵札・攻撃絵札を積んで、それでセットアップをするような所もあるでしょう。
その中で、この回避デバフの絵札を隣のキャラに付けて敵の回避率を落としておけば『セットアップの手数(所要ターン)が少なくて済む』『一撃必殺ラインを引き上げられる』などの結果に繋がります。
現環境だと、実戦レベルではこういう使い方が一番イメージしやすいでしょうか。
売却&限界突破について
売却するのは勿体ないです。ゲーム中唯一の回避バフ絵札、使い道も想定出来る所はあるいし、地道に4凸を目指して行きましょう。
流石に1段階ダウンだけでは必中ラインも知れているので、0凸複数枚で使う必要性は薄いでしょうか。それが活きる場面が全く想定出来ないという訳ではありませんが、この程度ならドンドン重ねてしまっても良さそうです。
総合評価
『命中率』の補正は重要ですが、『対象単体』という事で働けるシチュエーションはやや限定的なものの、使い所は想定出来るしオリジナリティのあるデバフ効果持ち絵札という事で、☆4絵札としては中々に優秀な部類でしょう。
『無きゃ困る』とかそういうレベルでは全くありませんが、あったらあったで使いたい、くらいの絵札ではあるでしょうし、入手出来たらしっかり保存しておきたいです。
とりあえず、性能度外視で欲しい。このイラストを画面一杯のサイズで堪能したい
「うらめしや~」「溶けない炎天下の氷精」と同系列の、無凸の1段階では効果が低くて、
完凸の2段階でまともな強さになるタイプの絵札と言える。
☆4なので「賢者の安らぎ」等の☆5のデバフ絵札よりは集めやすいのも魅力だろう。