【東方ロストワード】『☆5桃狩り姫』について。評価・おすすめのキャラなど

　中々に珍しい2種類のステータスバフ効果、そして高い陰攻ステータス値補正が武器の☆5絵札です。

　前者は今の環境にはあまりハマらないステータス補整ではありますが、後者は『使わないスペル』も発生しやすい現環境においては機能しやすく、そういう意味ではしっかり価値のある絵札ではあるでしょう。

　抜けて優秀とは言えぬまでも、確実に戦力の底上げにはなってくれる絵札です。

絵札特性

ステータス補正

絵札の概要

　『陰防3段階アップ』『CRI命中2段階アップ』と、2つのステータスに対して高倍率バフを掛けられる絵札です。

　前者は陰防を上げて乗り切る局面が現環境ではあまり想定出来ないので実用性は低いですが、後者は元々CRI率が高いキャラにはある程度意義を成す効果ではあります。

　解説記事でも述べた通り、元々CRI率が高いキャラ程CRI命中バフは乗りが良く、例えばフランドールならこの絵札を乗せれば自前のCRI命中バフと合わせて『確定クリティカル』に持って行けます。

　まあ、フランの場合は普通に命中率補正の絵札を乗せた方が遥かに良いですし、例えばこの絵札で『クリティカル率が50%⇒70%』になったとしても、アベレージの火力増強は『ダメ―ジ13.3%アップ』相当程度しかなくまた、CRI率が高いキャラであっても、極端に高いバレットはスペル全体の中でも多くて2,3個程度がせいぜいです。

　そうなると、結局この絵札を付けても、スペル全体から見ると『ダメ―ジ10%~20%アップ』程度にしか収まらないケースがほとんどなので、『命中絵札』『攻撃力バフ絵札』を付けた方が有利になる事がほとんどでしょう。

　他の絵札に優位を取れそうなのは、『攻撃力バフが10段階の限界に達しており、命中率も十分で、かつ元のCRI率が30~50%くらいはあるキャラクター』なんて出そうもない極端なキャラが登場したら、くらいでしょう。

　そういう訳で絵札特性はそこまで優秀と言う程でもありませんが、ステータス補整の方は『陰攻+94』まで行くのはかなり優秀です。

　今は周回となると『使わないスペル』の方が圧倒的に多くなりますし、そういうスペルに付ける絵札は完全に『ステータス補整』のみが目的となりますから、そのような使い方をするならかなり優秀です。

　現環境においては、そのように陰気アタッカーの休眠スペルにステ補正目的で付ける事がほとんどでしょう。

オススメのキャラ

　元のCRI率が高いキャラに付けたい…と言いたい所ですが、前述のように実際には他の絵札にアドバンテージを取れることはほとんどないです。

　例えば前述のフランドールにしたって、陰攻バフ・命中バフをサポートしまくってメチャクチャ積みまくる、なんて超都合の良い条件を設定してすら、『無属性の威力アップ』みたいな絵札を付けた方が普通に効果が高いので、現段階では絵札特性を活かす方向性はあまり考えなくて良さそうです。

　どちらかと言うと綿月姉妹のような陰気アタッカー達の休眠スペルに付けてステータス補整をする、くらいの絵札でしょう。

売却＆限界突破について

　陰攻ステータスアップを買う意味では、4凸して+10まで狙うのもアリな絵札です。

　ただ、知っての通り+10の絵札を作ると素材がものすごい勢いで飛んでいきますし、余裕が無いなら凸無しでもイケる+6止まりでも良いかもしれませんが。

　余裕があれば4凸して+10を目指して行きましょう。休眠スぺル用の陰攻ステータス補整の絵札としてはトップクラスの存在なので、売却はちょっと勿体ないです。

総合評価

　絵札特性に関しては、正直現環境ではほぼ活きない所はありますが、陰攻ステータス補整用絵札としてはトップクラスなので、それだけでそれなりの価値はある絵札でしょう。

　『陰防3段階アップ』にしても、今は正直大して役には立ちませんが、絵札としては最高倍率バフなので、環境の変化次第では一気に価値を上げる所もあるかもしれませんし、そういう意味での将来性もあるにはあります。

　絵札特性が活きないのは寂しくはありますが、この手の『休眠スペル用ステ補正絵札』は、取り敢えず持っていれば確実に役に立つ所はあります。