【東方ロストワード】『☆3要石』について。評価・おすすめのキャラなど

　土属性スペル特化で高めのダメ―ジ補正倍率を持つ、汎用性は低いながらも中々に威力のある☆3絵札です。

　ダメージアップ系の絵札については、『属性弾補正』は実は応用性が低いというか、通常のキャラはバレットが全て属性弾という事はまず無く、逆に『質量弾』『流体弾』などの弾種だとバレット全て、というパターンも結構見られるんので、属性弾ダメージアップはそういう意味でも評価は比較的低めです。

　…が、一応この絵札はハマるキャラクター・シチュエーションもある程度は想定出来るので、☆3としては十分恵まれてはいるでしょう。

絵札特性

ステータス補正

絵札の概要

　誰が見ても分かる通り、『土属性スペルの使い手』に付けるべき絵札です。

　そういう意味では迷わない所ではありますが、気になるのは『他の絵札を付けた場合と比べてどうか』という所でしょう。

　例えば藍は自力で『陽攻10段階アップ』に達するので攻撃力アップ絵札が不要なキャラとして有名ですが、藍がフルオート機能で『1ブーストラスワ』を撃つ場合、命中率上昇の『☆4ケロケロハット』を付けた場合とのダメージ増加倍率の比較をしてみましょう。

ダメージ補正	ダメージ30%アップ (1,3,4バレット目)	ダメージ20%アップ (2バレット目)
命中率補正	無し	75%⇒100% (ダメージ33.3%アップ相当)
最終的な 1ブーストラスワ 全体のダメージ補正	ダメージ25.5%アップ	ダメージ37.3%アップ (1.333×1.02999=1.3733)

　このように、普通に比較するとケロケロハット、というか命中絵札には基本負けてしまいますが、『命中率サポート』が入った場合は別です。

　例えばアリスのような命中バフ、鈴仙のような帯電による回避デバフ持ちのキャラと組んでフルオートする場合、命中絵札を付けるまでもなく必中にあるので命中補正の部分は無意味に等しいです。

　そのようなシチュエーションを想定した場合、藍のラスワの最適解はこの『☆3要石』となる訳です。

　どうしても『土属性』しか範囲を取れないので使えるキャラは少なく、その上で更に状況も限定的という事で汎用性が高いとはお世辞にも言えませんが、限られた環境下では最強クラスのアタッカーの最適絵札になれる、というのは大いに評価出来る点でしょう。

オススメのキャラ

　この絵札は現状、藍の専用絵札に近い所もあるでしょう。前述のように藍のラスワに対してはかなり良い絵札となるので、この運用をメインとしましょう。

　それ以外のキャラに使う場合、土属性のスペル持ちのキャラはそれなりに居ますが、そのほとんどは土バレットが少なかったリ普通に攻撃力アップ絵札を付けた方が遥かに伸びが良かったりなので、正直付ける必要性は薄いです。

　今後、もっとハマるキャラが出るかもしれませんが、現時点では藍だけ意識しておけば良い絵札です。

売却＆限界突破について

　狭い範囲ながら、特定条件下においては環境トップクラスアタッカーの最適絵札になれる、という所があるので、1枚は4凸を作っておきたいです。

　☆3絵札なのでそこそこガチャからも出るし、取り敢えず5枚は確保しておきたいです。

　今の所、他に付ける価値のあるキャラはほぼ居ないので1枚完成したら後はオサラバでも良いでしょう。余裕があれば2枚目くらいは作っておいても良さそうですが。

総合評価

　大半のキャラクターには用を成さない絵札ですが、特定のシチュエーションにおいてはベストマッチな存在にもなり得るということで、☆3絵札としては十分見所のある方と言えそうです。

　発展性は低いですが、現在も藍を使って周回している人の中にはこの絵札にお世話になっている人も十分居るでしょう。

　この手の『☆3だけどダメージアップ倍率の高い絵札』は、最低1枚は4凸して持っておくのが吉です。