最もレアリティの低い☆3の絵札…ではありますが、限界突破することによって『肉弾威力30%アップ』という大きなダメージ補正を手に入れられます。
後述しますが、これは場合によっては『☆5圧倒的な火力』『☆5普通の魔法使い』などの『陰攻・陽攻2段階アップ』絵札以上の効果を得られる事もあり、かなり有力な絵札だったりします。
初期状態だと流石に厳しい所もありますが、4凸すると十分な実用性も手にする絵札なので、ゲットしたらまずは売り払わず、しっかり限界突破を進めて行きたいです。
絵札特性
初期状態効果 | 限界突破後効果 | |
特性 | 肉弾の威力を15%アップ | 30%アップ |
ステータス補正
補正ステータス | 初期状態 | +10状態 |
体力 | +85 | +285 |
陰防 | +3 | +43 |
絵札の概要
限界突破すれば『肉弾の威力30%アップ』ということで、肉弾オンリーのスペルに付ければ『与ダメージが丸々1.3倍になる』ということになります。
このゲームはバフ・デバフ効果が1段階で30%アップ、そうなると『陽攻・陰攻2段階アップ』の絵札には完全に負けているイメージですが、実際にはそれらを上回るケースも存在し得ます。
例えば、『肉弾オンリー』のラストワードを持つ依姫に、『限凸した☆3星熊盃』『初期状態の☆5圧倒的な火力』『限凸した☆5圧倒的な火力』の3つを乗せたケースを考えてみましょう。
①陰攻4段階アップ時
依姫はスキル・ラストワード前効果で1ターン目から『陰攻4段階アップ』が狙えるので、まずはこのケースでのダメージ倍率の比較を行ってみます。
星熊盃(4凸) | 圧倒的な火力(0凸) | 圧倒的な火力(4凸) | |
陰攻バフ | 4段階アップ (ダメージ2.2倍) | 6段階アップ (ダメージ2.8倍) | 7段階アップ (ダメージ3.1倍) |
ダメージバフ | 30%アップ (2.2×1.3=2.86倍) | なし | なし |
最終補正 | 陰攻6.2段階アップ相当 (ダメージ2.86倍) | 陰攻6段階アップ相当 (ダメージ2.8倍) | 陰攻7段階アップ相当 (ダメージ3.1倍) |
このケースだと、『4凸星熊盃』と『0凸圧倒的な火力』はほぼ同レベルのダメージ補正となって来ます。倍率では若干上回っていますが、あちらは若干ながら陰攻ステータス+も付いているので、初期状態ならほぼトントンでしょう。
4凸と0凸という有利な比較ではありますが、凸がしやすいのも☆3絵札のれっきとした利点です。
『☆5絵札とほぼ同等の効果が得られる』ということで、見た目以上に優秀な効果であることが分かるでしょう。
②陰攻7段階アップ時
依姫はスペル神逐『パラダイスロスト』を使う事で『3ターン陰攻2~3段階アップ』の効果が得られるので、1ターン目にこちらのスペルでセットアップすれば、2ターン目に『陰攻7段階アップ』のラストワードも放てます。
という訳で、この陰攻7段階アップの時のダメージ倍率の比較も行ってみましょう。
星熊盃(4凸) | 圧倒的な火力(0凸) | 圧倒的な火力(4凸) | |
陰攻バフ | 7段階アップ (ダメージ3.1倍) | 9段階アップ (ダメージ3.7倍) | 10段階アップ (ダメージ4.0倍) |
ダメージバフ | 30%アップ (3.1×1.3=4.03倍) | なし | なし |
最終補正 | 陰攻10段階アップ相当 (ダメージ4.03倍) | 陰攻9段階アップ相当 (ダメージ3.7倍) | 陰攻10段階アップ相当 (ダメージ4.0倍) |
このケースにおいては、『4凸星熊盃』は『0凸圧倒的な火力』の完全に上を行くというとになります。
『4凸同士』の比較ですらほぼ互角で、まあこの場合は陰攻ステータス+の差で若干上は行かれるでしょうが、『4凸した☆5の火力上げ絵札とほぼ同格』と考えれば、☆3にしていかに優秀な効果かは良く分かるでしょう。
このように、『攻撃力バフ』と『ダメージバフ』は掛け算形式で与ダメージを増加させられるので、単に陽攻アップ・陰攻アップを伸ばして行くよりもダメージ補正を掛けた方が大きな効果が得られるケースも多いです。
星熊盃は『肉弾オンリーのスペルを持っていて、尚且つ自前で高倍率なバフを掛けられる』というキャラクターとは相性が良いので、今後新登場するキャラのバレット構成にも要注目です。
オススメのキャラ
基本、『肉弾オンリー』のスペルを持つキャラに付けることになるでしょう。
そういう意味で、代表的なのは依姫や魔理沙です。依姫は絵札概要で述べた通り、4凸させれば『☆5圧倒的な火力』に匹敵する程の効果を得られるケースもありますし、命中率も自前のスキルで補正出来るので命中絵札も必要ありません。
『☆5圧倒的な火力』は非常に貴重な絵札なので、依姫には『☆3星熊盃』を回し、貴重な☆5絵札は他のキャラに回してあげるのも良いでしょう。
その他、魔理沙なんかもラストワードは肉弾オンリーだったりします。しかも魔理沙のラスワは陰陽がバラついており、陽攻アップ・陰攻アップだけでは一部バレットしか補正出来ないので、星熊盃の方が広くカバーは可能です。
まあ、魔理沙は陰攻バフが出来ないのにラスワが陰主体なので、『☆5圧倒的な火力』を乗せた方が基本的にトータルダメージは上がるでしょうが、例によって貴重な絵札ですから星熊盃で間に合わせるのも手です。
あくまで『4凸していれば』という前提ですが、これらのキャラには付けて上げる価値は十分あるでしょう。
売却&限界突破について
初期状態だと倍率が低過ぎて厳しいので、基本は『4凸前提』という絵札です。
限界突破は必須なので、入手出来たらドンドン重ねて行きましょう。
4凸が1枚完成したら、汎用性は低いですし、今の環境であれば2枚目は必要ないので以降は売却でも良いかもしれません。
勿論、肉弾キャラが今後も出て来る可能性は十分あるし、2,3枚4凸絵札があれば万全ではあるものの、未来の事は分からないし汎用性が低いのは事実なので余裕があるならです。
総合評価
適性があるのは『肉弾オンリーのスペルを持つキャラ』ということで範囲が狭く、お世辞にも汎用性が高い絵札とは言えませんが、☆3絵札としてはトップクラスに優秀な絵札と言えます。
☆3絵札だと『☆3大切な商売道具』がダントツで価値があるのは間違いありませんが、この手の『ダメージアップ絵札』も上手く使えば☆5絵札に匹敵するだけの効果を得られるので、しっかりと限界突破させてストックしておきましょう。
依姫にこいつを着けて、汎用性の高い札を他キャラに充てられるってだけでも偉い
最高火力を求める人は弾の威力上昇を考慮すべきだが
スペルカードの弾構成が全て同じでないと結局は陽攻UPや陰攻UPのほうが汎用性もあって便利
もしくは命中UPで期待値あげるとかね
結局は趣味の世界だと思うよ
幽々子『やっぱ普通の魔法使いって神だわ』
別枠で強化されるというのは「1未満の割合乗算」等だと微妙な事もあるが 派手な結果を持ちこんでくれる場合が多い
斬裂弾や硬質弾にかかるステ補正が過剰に警戒された値になっているのもこの辺り(多重乗算への警戒)準拠の事情だろう
この先、陽攻陰攻のうち必要な側を派手に上げられる支援キャラないし自前肉段キャラが更に数名追加される可能性はあるし(前者はメルラン等?後者は鬼ダブルスが典型か)
よほど強いカードが実装されない限りこの道では上等な価値を持てるだろうね
こんなに強かったのか…
全部割ってたわ…