最もレアリティの低い☆3の絵札…ではありますが、『命中率の補正』という効果は『デフォルトの命中率が低い』このゲームに対しては非常に大きな効果を発揮します。
後述しますが、『ダメージ40%up』『ダメージ60%up』に相当するだけの効果を得られるケースも多く、実質的に☆5絵札を遥かに上回る効果を得られる事もしばしばです。
現状、☆3絵札の中では最も価値ある1枚であり、限界突破のしやすさという点も大きな魅力の1つでしょう。
絵札特性
初期状態効果 | 限界突破後効果 | |
特性① | 装備スペカ使用時に命中を2段階アップ(2T) | 3段階アップ |
ステータス補正
補正ステータス | 初期状態 | +10状態 |
速力 | +8 | +48 |
陽防 | +12 | +52 |
絵札の概要
シンプルに命中率のみを補強する絵札ですが、シンプルイズベストとも言うべきで、これが非常に強力です。
命中率についてはこちらの記事で詳しく述べた通り、1段階アップで命中率1.2倍という形で、『2段階アップ』は命中率75%の技を全必中にする事が可能、『3段階アップ』なら命中率60%の技を命中率96%、ほぼ必中に持って行くことが可能です。
ダメージ期待値という形で考えた時、命中率アップによる期待値上昇率の相当倍率の例をいくつか示しておきます。
命中率補正のケース | ダメージ期待値増加率 |
命中率75%⇒命中率100% (命中2段階アップ) | ダメージ33.3%アップ相当 (1/0.75=1.333…) |
命中率80%⇒命中率100% (命中2段階アップ) | ダメージ25%アップ相当 (1/0.8=1.25) |
命中率60%⇒命中率84% (命中2段階アップ) | ダメージ40%アップ相当 (0.84/0.6=1.40) |
命中率60%⇒命中率96% (命中率3段階アップ) | ダメージ60%アップ相当 (0.8/0.5=1.60) |
命中率75%の技も全弾ヒットする可能性はあるので、『理論上の最大ダメージ』は命中絵札を付けても変わりませんが、アベレージでの火力は『命中率75%⇒100%ならダメージ33.3%アップ』相当、『命中率60%⇒96%ならダメージ60%アップ』相当で、非常に大きなダメージ補正を掛けていることと変わりません。
このゲームはとにかくデフォルト命中率が低いので、命中率の補正を掛けて上げることは大きな火力増強に繋がります。
比較として、『陽攻2段階アップ』『陰攻2段階アップ』の絵札を乗せた時のダメージ増加倍率も乗せておきます。
攻撃力アップ倍率 | ダメージアップ相当倍率 |
0段階⇒2段階 | ダメージ60%アップ相当 |
2段階⇒4段階 | ダメージ37.5%アップ相当 |
4段階⇒6段階 | ダメージ27.2%アップ相当 |
6段階⇒8段階 | ダメージ21.4%アップ相当 |
8段階⇒10段階 | ダメージ17.6%アップ相当 |
例えば『自分のスキルや能力で陽攻6段階バフが出来て、ラストワードの命中率が75%』というキャラクターの場合、陽攻2段階アップの絵札を乗せると『ダメージ21.4%アップ相当』、命中2段階アップの絵札を乗せると『ダメージ33.3%アップ相当』で、格段に命中絵札の方が効果が高いです。
前述のように、命中率75%の技でも全必中する可能性はあるので、攻撃アップ絵札を乗せた時の方が『瞬間火力』は出るケースもありますが、『平均火力』と『安定度』では完全に上を行きます。
このダメージアップ相当倍率を見比べて、攻撃アップ絵札を付けるか、命中絵札を付けるかは決めて行きましょう。
命中絵札を乗せる必要が無いケース
上のダメージアップ倍率だけを見ると『攻撃絵札より命中絵札のが全然良いじゃん!』と思いがちですが、命中率をスキルなどで補正出来る場合、この絵札を付けるのは当然ナンセンスです。
例えばアリスはスキル『アシストドール』で味方全体の命中率を2段階上げられるし、幽々子も自前のスキルで命中を3段階上げられるので、黙っていても『必中』という商況を作れるので、これらのキャラで戦闘を組み立てる時は命中絵札は全く必要ありません。
命中率補正の絵札は『命中補正が全く出来ないキャラ』にとっては非常に有難いですが、その分ちょっとでも自前で補正が掛けられるなら一瞬で不要になる、言ってみれば『頭打ちが早い、伸びしろの小さい絵札』でもあるので、そこは踏まえて付けて行きましょう。
オススメのキャラ
基本、命中率を補いにくいキャラに乗せればそれで十分ですが特に妖夢や橙なんかは分かりやすいモデルケースです。
妖夢は元々自前のバフ倍率が高いので絵札による陽攻・陰攻バフ効率は悪く、更に陰気・陽気も入り混じっていて絵札バフが掛からないバレットも多いので、基本は『命中絵札』『斬撃ダメージアップ絵札』の2択です。
『☆5斬れないものはあんまりない』などは斬撃ダメージ20%アップですが、命中絵札を乗せれば命中率80%⇒100%で『ダメージ25%アップ相当』ですからアベレージでのダメージ増加率と安定度では上を行きます。
『命中率は他のキャラのスキルやスペルでサポートする』という場合は別ですが、単品で使うなら命中率絵札が安牌でしょう。
橙なんかはデフォルトの命中率が50%と低過ぎるので、絵札によるサポートは必須レベルです。『5段階アップで必中』となるので頭打ちが遠く、とにかく『命中3段階アップ』の完凸したこの絵札を乗せてあげるのがベストでしょう。
一応2つの例を挙げましたが、基本的に『ある程度自前でバフが出来で、命中率が75%以下のキャラクター』に対してはこの絵札を付けておけばまず間違いありません。
そういう意味で、大半のキャラクターとは相性抜群の汎用性の高い絵札と言えます。
売却&限界突破について
☆3なのでレアリティだけを見ると売却しがちですが、その実大半の☆5絵札より圧倒的に優秀な位なので、売却は避けましょう。付けたいキャラも大勢いるハズです。
初期状態でも『75%の技を必中』に出来るので、命中率が普通のキャラにとっては限界突破の必要性も薄いです。
ただ、命中率が60%以下のキャラにとっては限界突破したこの絵札が絶対に欲しいですし、敵の回避バフに対応するためにも限界突破絵札が1,2枚あっても良いでしょう。
基本は重ねず別々に使いたいですが、☆3なのでそこそこ出るし、余裕があれば限界突破の絵札を何枚か作っておいても良さそうです。
総合評価
大半のキャラクターにとって実質的に大きなダメージ補正の手段となる非常に強力な効果を持ち、しかもそれが『☆3』で入手しやすく、限界突破もしやすいということで、メチャクチャ優秀な絵札です。
というか、これより優秀と言える絵札は『☆5』『☆4』含めて数える程しか存在しないくらいで、現状ではゲーム中でも最も価値のある絵札の内の1枚です。
☆3なだけあってぱっと見だと軽視されがちですが、絶対に売り払わず、大切に保存しておきましょう。
大抵のキャラに付けられる汎用絵札なだけに、『限界突破』も枚数が貯まってからにしておいた方が良く、まずは大量にストックして多くのキャラに付けていきましょう。
幽々子とアリスの命中バフはRANK4まで昇格させるのが大変だから、
それまではこの絵札のような命中上昇系の絵札のお世話になることは多いかもしれない。
幽々子とアリスに限らず、命中バフのスキルは基本的に高RANKでなければ習得できないので、
加入してからすぐ使えるような代物ではないと認識した方が良い。
いうて周回でスキル使う時点で個人的にはありえんくらいだるいから僅かでも事故減らすために幽々子にもこれ付けてる
☆5騒霊姉妹の演奏会が上位互換なので
1軍には装備させていないなぁ
ほぼ橙専用絵札ですw
速力で威力上がるならこっち、防御面で上がるなら騒霊姉妹だな
演奏会も攻撃に寄与してるのは命中だけなんだから上位互換って言うほどでもないよ。速力ステ+と防御ステ+の差があるけど斬裂弾と硬質弾に対しては影響微々たるもんだし。
編成ごとに絵札を付け替えることができるなら霊力絵札、火力絵札、命中絵札って使い分けれるんだけどいちいち切り替えるのが面倒だから基本的に命中か霊力にしてる
霊力アップも優秀だけど、難易度が上がると雑魚の癖に命中デバフや回避バフを積んでくることもあるので周回用なら最適と言っていい。
ラスワ2ポチ周回に最適で愛用しております