2024年1月1日開催の『美食家の南国バンケット エピックおいのり』で初登場したエピック限定絵札です。
『全体陽防デバフ』『自身CRI命中バフ』『水属性ダメージアップ』と非常に雑多な特性を持つ絵札であり、最大で『ダメージ124%up&CRI率増加』の強力なダメージ増加も見込める絵札です。
そういう意味では『最適性絵札』的な側面もあるし、『デバフ&バフのセットアップ』という意味合いでも使えるし、中々に器用な絵札ではあります。
まあ単純な陽防デバフ絵札としては『☆5海の家で蚕食鯢吞』も存在している訳ですが、持続T数含め上回っている面も多く、エピック限定絵札らしい優秀さは持っているでしょう。
例によってエピック限定絵札は4凸させるのが難しく、その完成難易度に見合う程に汎用性があるか…?というのはあるかもしれませんが。まあそれはほぼ全てのエピック絵札に等しく言える事なんだけど…。
絵札特性
初期状態効果 | 限界突破後効果 | |
特性① | 使用時に対象全体の陽防1段階ダウン(2T) | 2段階ダウン(2T) |
特性② | 使用時に自身のCRI命中を1段階アップ(2T) | 2段階アップ(2T) |
特性③ | 装備スペカの水属性の威力を20%アップ(1T) | 40%アップ(1T) |
ステータス補正
補正ステータス | 初期状態 | +10状態 |
速力 | +16 | +56 |
陽攻 | +44 | +124 |
絵札の概要
『全体デバフ』『単体バフ』『ダメージ増加』と3方向の絵札特性が入り混じった絵札、取っ散らかった印象も強いですが、シンプルにダメージ増加絵札としても優秀と言えるでしょう。
『陽気かつ水属性』ならデバフ無しの前提だと『ダメージ124%up相当(1.4×1.6=2.24)』という補正になるし、その上でCRI率にも補正が入るので相当なダメージアップも見込めます。
『陽気+水』という組み合わせはそこまで珍しくはないし、特にチルノなんかは『元のCRI率も高い&他にハマりやすい絵札がない』という事で最適性絵札とも言えるでしょう。
単純に『敵全体にデバフを入れつつ自身の火力を高める』という一石二鳥のセットアップ絵札としても使えるし、ダメージ増加絵札・セットアップ絵札、2つの側面を持っている、エピック絵札らしい絶対性能の高さは持っています。
ただ、シンプルな陽防デバフ絵札としては『☆5海の家で蚕食鯢吞』なんかも存在しており、『水属性と流体弾』というのは親和性が良いので割と適性が食い合ってしまう所もあるし、妨害式なら『☆5月都凍結計画』は3段階デバフ+水属性補正持ちで競合します。
強いし差別化点がある絵札なのは間違いないですが、やはりエピック限定絵札は4凸難易度が高く、それがいくらでも作れる複霊絵札に迫られる要素も多い…となると、凸の労力に対するコストパフォーマンスの観点ではちょっと見劣りしてしまう所があるのも否めませんが。まあこれはほとんどのエピック絵札に共通して言える事でもあるけれど…。
オススメのキャラ
『特定キャラの最適性絵札』という意味でなら陽気+水属性のキャラという感じでしょう。
前述のように『☆5海の家で蚕食鯢吞』辺りと競合してしまうキャラも多いですが、チルノなんかはそういう要素もなく、CRI命中補助とも相性が良く、最適性という感じでしょう。
後は前述のようにバフ&デバフのセットアップ用絵札として用いるなら特定のキャラ…というより特定のシチュエーションを意識して付けて行きたいです。
売却&限界突破について
エピックおいのり限定の入手困難絵札、売却厳禁です。
0凸で使っても大したアドバンテージはないので、入手したら即重ねてしまって良いでしょう。
総合評価
特定キャラの最適性絵札という側面に加え、バフ&デバフを同時に行えるセットアップ絵札という側面も併せ持つ、優秀な☆5絵札です。
性能も高いし差別化点も十分な絵札で、やはり問題があるとすれば『入手難易度』のみでしょう。エピック絵札は入手チャンスが少な過ぎて4凸も現実的ではなく、かといってそこまでいかないと実用性も無いしで、よほど抜きん出たぶっ壊れでないと釣り合いが取れていないと感じる人は少なくないでしょう。
神綺の全体スペカにも悪くはないかな
複霊絵札の方で十分なところはあるけど選択肢として
破壊式が持てばかなり強そうね
適正キャラめっちゃ狭そうだけど
または魅魔で無理やり
コメントにあったけど確かに妖夢が我慢してるようにみえるね