【東方ロストワード】『☆5「サマーライブ」アキバホビーVer』について。評価・おすすめのキャラなど

　2020年8月1日から開催されている『東方ショップ応援ログインボーナス』で無料配布される絵札で、最大で5枚(4凸分)入手可能です。

　絵札特性の方は平々凡々くらいのもので、場合によっては使えるタイミングもあるかも…程度のものですが、ステータス補整の方は相当に優秀です。

　ワンパン環境が加速する昨今、『全く使わないスペルカード』も増す一方であり、そこにセットする絵札としては最も優れた部類のそれではあります。

絵札特性

ステータス補正

絵札の概要

　絵札特性で目立つのは『エネルギー弾威力上昇』『陽防アップ』の2つで、4凸した時に倍率がどこまで行くか、というのもありますが、ここだけを切り取るとやはりそこまで優秀と言う程ではありません。

　『自前で8段階～10段階バフ』を掛けられる位の強力なアタッカーのラストワードが『エネルギー弾一色』だった場合は結構良い補正も掛けられそうですが、現状では該当するキャラクターも居らず、素直に『☆5普通の魔法使い』や『☆5圧倒的な火力』などの陽攻・陰攻アップ絵札を付けた方が確実にダメージ倍率は稼げます。

　陽防アップも今の環境ではそう有効でもなく、『防御依存弾』への応用を考えても、こちらの記事で述べた通り大した影響力もありません。せいぜい『ダメージ数%アップ』程度にしかならないケースも多く、ここに着目する意味も現環境では薄いです。

　絵札特性的には、今の段階だと『超高倍率バフを掛けられるエネルギー弾ラストワード持ちのキャラ』なんかが出て来るとちょっとは約に立つかも、程度でしょう。

ステータス補整

　この絵札の最大の特徴は、『陽攻・陰攻』にトップクラスの高いステータス補整を与えられるという点でしょう。

　現状のこのゲームの最高難易度イベントである1章Extraにおいて、最も安全かつ確実に勝つ方法は火力を前面に押し出した『速攻』であり、より難易度の低い全てのイベントでも同様で、それ故にキャラをしっかり育てていくと『実戦では全く使わないスペルカード』というのが多分に発生して来ます。

　絵札特性はそのスペルを全く使わないと発動しないのに対し、ステータス補整は付けているだけで効果を発揮するので、そういう『使わないスペルに付けておく絵札』としては、最上級の価値も持っているでしょう。

　また、この絵札はログインするだけで5枚配布されるので、そこでステータス補整用としてだけ枚数を稼ぐ、なんて手もあります。

　例えば妖夢に無凸の成長限界である+6のこの絵札を付けた場合、陽攻・陰攻は『1160⇒1224,1228』で、『ダメージ約5.7%アップ』相当です。

　これ1枚だけだと大した事はありませんが、極端な話、ラストワード以外のスペル全てに+6のこの絵札を付ければ、ラストワードの威力はそれだけで『ダメージ22.8%アップ』相当となりますし、使わない絵札へのセットアップもかなり重要なのが良く分かります。

オススメのキャラ

　ステータス補正を買うのであれば、誰に付けてもOKみたいな所があるので特別相性が良いキャラも居ないでしょう。良い意味で『誰に付けても良い』という懐の深さがあります。

　中でも妖夢のように陽・陰が統一されていないアタッカーには特に有難いかもしれませんが。

　エネルギー弾補正の絵札特性に注目するなら、ラストワードが全バレットエネルギー弾の鈴仙なんかも悪くないかもしれません。

　…が、鈴仙は自前のバフが全く無いキャラなので、この絵札を付ける位なら『☆5圧倒的な火力』などを付けた方が遥かにダメージを稼げるし、やはり現時点だとそうそう付ける意味もないでしょう。

　今後、幽々子や藍のように10段階のバフ限界まで到達出来るキャラクターが登場し、その上でバレット構成がエネルギー弾オンリーだったりした場合は、より存在感も大きくなるかもしれません。

売却＆限界突破について

　現状での最大の価値はステータス補整にあるので、しっかり4凸して最高のステータス補正絵札として完成させるか、敢えて重ねずに『+6』を量産して『使わないスペル用絵札』として量産するか、どちらかが現状での使い道でしょう。

　今後、再配布の可能性もあるかもしれませんが先の事は分かりませんし、記念品として見るならば4凸を1枚持っておくのが無難ではあるでしょうか。

　取り敢えず、売却は色々な意味で勿体ないです。

総合評価

　絵札特性的にはそれほど見る所はありませんが、今後次第ではハマるシチュエーションがあるやもしれず、そしてそれ以上に使わないスペルが溢れている現環境ではステータス補整が優秀で、無料配布アイテムとしては十分に優秀な絵札と言えます。

　毎日ログインするだけで合計5枚も貰えるので、しっかり4凸するなり、使わないスペルに付ける用に+6を量産するなり、どの道用途はしっかりある絵札でしょう。

　※追記・0凸強化の限界を+10で間違えていた部分を+6に修正しました。