東方ロストワードのキャラクター達のショット・スペルの一部には、『斬裂弾』『硬質弾』というものがあり、これらは『速力が高いほど威力がダメージが上がる』『防御力が高いほどダメージが上がる』という効果を持っています。
こちらに関して、『2022年2月28日』にゲーム内でも仕様が明記される形になったので、それを踏まえて改めて解説を更新しておきます。
2022年2月28日の更新
2022年2月28日のアップデートで、『斬裂弾倍率』『硬質弾倍率』がゲーム内で明記されるようになりました。(斬裂弾・硬質弾の解説は後述)
これまでは完全なマスクデータ、ユーザー側が検証しないと判明しないような状況であったので、これは非常に大きな変化です。
斬裂弾・硬質弾の仕様について
斬裂弾・硬質弾についてですが、最初期に行った速力での検証(2ページ目参照)およびその後の検証によって、以下の効果であることが判明しています。
- 【斬裂弾の場合】そのバレットの弾幕を撃つ時、陽攻(陰攻)ステータス値に、速力値のステータス値へ『斬裂弾倍率』を掛けた数値を加算
- 【硬質弾の場合】そのバレットの弾幕を撃つ時、バレットが陽気なら陽攻←陽防、陰気なら陰攻←陰防の対応で、防御ステータスへ『硬質弾倍率』を掛けた数値を加算
- 硬質弾・斬裂弾補正値の攻撃力への加算は、『攻撃力バフ』を掛け終わった後
言葉にしても分かりづらいので、実際にラストワードの1バレット目に『80%補正の斬裂弾』を持つ黒妖夢を例に取り、斬裂弾の補正過程を確認してみましょう。
このように、黒妖夢は見た目の性能だと『陽攻・陰攻6段階アップ』でしかなく力不足に見えますが、実際には『斬裂弾80%補正』のおかげで『陽攻・陰攻13段階アップ』に相当する火力を持っています。(2バレット目以降はまた斬裂弾倍率が異なるので別の話になりますが)
このように、『硬質弾・斬裂弾』はキャラクターの性能を決めるに当たって非常に大きな影響力を持ち、高倍率な斬裂弾・硬質弾を持ったキャラクターはそれだけで評価が一段階も二段階も違って来る、というケースがままあります。
斬裂弾・硬質弾の補正倍率について
斬裂弾・硬質弾の倍率はキャラ・スペル・バレットによって全く異なりますが、概ね『低倍率』『中堅倍率』『高倍率』くらいに分類出来るような所があります。
ここではその大雑把な分類について述べておきます。
①『低倍率(15%~45%前後)』グループ
現在、最も低い硬質弾・斬裂弾倍率は豊姫の『15%』などが確認されていますが、2020年頃の初期に実装されたキャラクター達の場合、ラストワードも概ねこの『15%~45%』の範囲に収まっています。(上方修正を受けた霊夢・紫・美鈴などは除く)
また、最新のキャラクター達でも『通常スペル』に関してはこれくらい低い倍率を設定される事も割とあります。
ただ、比較的最近実装されたキャラクターの中でも、稀にこれくらい低い倍率をラストワードでも設定されている者もおり、この辺は法則性もイマイチ不明です。
これからは極端に低い倍率を設定すると『ガチャが引かれる前から見栄えの悪さが目立つ』という事にもなるので、今後はラスワが低倍率なキャラはそう出て来ないかも…?
② 『中堅倍率(50%~75%前後)』グループ
2020年末~2021年中期くらいに実装されたキャラクター達は『50%~75%』くらいの倍率を設定される事も多く、こちらは今でもそこそこ見かける倍率です。
通常ガチャ産キャラクターなんかはこのラストワードがこの水準の倍率の事も多いし、最新のフェス限や超フェス限も『通常スぺル』はこのレベルであるケースも多いです。
斬裂弾・硬質弾をウリにするなら最低でもこのレベルの倍率は欲しいでしょう。
③高倍率(80%以上~)グループ
このゲームでは『80%』辺りのラインを高倍率と見做している節があり、過去のフェス限や超フェス限を振り返ってみても、当時の水準で目玉となっていたキャラはこのラインに設定されている事が多い感じです。
実際、80%を超えるレベルになると攻撃力に与える影響もかなり大きくなるし、ユーザー的にも『80%』というのは一つ目安になるかもしれません。
直近で『最強クラス』と呼ばれているキャラクター達も軒並みこのレベルの倍率は持っているし、最新の超フェス限である純狐なんかは160%もの補正を持っており、この倍率のインフレも感じさせる所です。
まとめ
『80%』どころか『100%超え』の硬質弾・斬裂弾すら珍しくなくなりつつある昨今、それらがキャラクターの性能に与える影響は甚だ大きく、これを所持しているかいないかで評価が変わる、くらいの要素もあるでしょう。
遂に『ゲーム内でも倍率を確認出来るようになった』という仕様変更もあり、ますます重要なステータスにもなって来ていますから、新たに登場するキャラクター達の性能をチェックする際は硬質弾・斬裂弾の倍率にも注意しておきましょう。
2ページ目は最初期に行った検証データと検証方法についてです。
倍率20%程度じゃ与ダメは誤差レベル。速力or防御上げても大して上がらない
50%以上で目に見えて威力が変わってくる。速or防御を上げると大きく与ダメが増える。
倍率100%以上はもはや攻撃力以上に影響が大きくなる。
ここまで来ると攻撃力だけで無く速or防御も攻撃力以上に上げると与ダメが何倍もはね上がる。
なるほど、攻撃力が同じ位でもキャラによって大きく変わるのはこれがひとつの原因か
咲夜・幽々子・依姫・豊姫は、斬裂弾硬質弾の倍率がここ最近の同ガチャランクのキャラと並ぶ水準になったら、そのガチャランク内でトップクラスの性能に大化けするのは間違いない
少女転生の各攻撃に対する強化マスだと、今のところ攻撃力の数値の上昇だけで、斬裂弾・硬質弾が新たに追加、もしくは既にある場合は倍率の強化というのが未だ無い。
運営側も斬裂弾硬質弾を追加・倍率強化するという発想は持ち合わせてるはずだが、
同キャラでも少しずつ強化マスの項目を増やしている状況を踏まえると、
今はまだ斬裂弾硬質弾を強化できるようにする時期ではないと判断しているのだろうか?
初期キャラの斬裂弾硬質弾倍率約20%前後が約80%~100%に上方修正されたとしたら
火力はどのくらい上がるのか気になる
恒常咲夜とかスキルのスペース余ってるし
自身の斬裂弾補正を1ターンだけ100%にするとか
雑でもいいから上方修正欲しい
いやまっとうに上方修正してくれるのが一番だけれども
システム的に個性を反映したユニークな表現ができないからツラいね
だからせめて攻撃面だけでも強化修正欲しいわ
衣玖とか意外に高いのね
(画像は3B、1Bが100 2Bが110)
確かに見てて楽しいわこれ
余った上香木とかブチ込むか
スリーサイズみたいですね
ラスワは有志の方の調査で判明してたやつ多いけどスペカはあまり調査されてなかったから見てて楽しい
初期~半年くらいに実装されたのキャラの倍率の低さに泣ける
上方修正してもらえた霊夢や美鈴あたりがかなりの高倍率もらってるから余計に悲惨さが際立つ
マジで補正隠してた意味皆無
初期キャラ以外は強くてもただ強さがユーザーに伝わってないだけの仕様だったな
初めは隠したままのつもりだったけど、ユーザーの検証やここの様な攻略サイトでも倍率等の内部データが計算で実質プレイヤーに筒抜けになって来たから、もう隠す必要はないと判断したのかも。
似たような例として臨時おつかいの仕様についても後に消費霊P絡みの修正という事で実質仕様が公式から明らかになったので。
初めの頃はキャラで回されるけど、こなれてくれば性能で回されるようになるから対応としては順当な流れとも
いうて別にザラキで死ぬ確率や抵抗率の説明ないの無意味な仕様だわーなんて思わんし普通だと思うぞ
斬烈弾倍率は確率じゃなくてダメージ補正値だからザラキと比べるのは違うかな
例えば早鬼のフルオートラスワ初弾ダメージを考えると、”実際の斬烈弾倍率である20%”は”最近のキャラの標準値である80%仮定”の約56.8%になってしまう
それだけ違えば実用性も全然変わってくるよ
アプデで倍率が可視化された以上は、いよいよ上方修正で初期キャラと後発キャラの倍率格差を是正すべき
今日のアプデで倍率が正確に表示されたことで、
過去の検証にほぼ近い数値のキャラが多いようだけど、
細かく見ると意外と倍率に大きな違いが出てるキャラもいて興味深い
2月28日のアップデートで、斬裂弾と硬質弾の倍率が可視化されるとの事。
これで各キャラ各バレットの倍率がより正確に分かるようになる。
計算式に照らし合わせると、斬裂弾硬質弾の倍率が100%で、なおかつ諸々に対応している攻撃ステータスと速力or防御ステータスが同一の数値であれば、
陽攻or陰攻バフ3段と速力or陽防or陰防バフ3段は計算上は全く同じ火力になるという事か
斬裂弾の威力をこちらの速力だけでなく、相手への速力デバフが多くかかるほど威力が上がるようにもして、速力デバフに使い道が出てくるようにすればいいのにと思う。
最近実装されたヘカ純の速攻式用絵札はそれにうってつけと言える特性だし…
また、注目も高いほど威力が上がる弾種と逆に低いほど威力が上がる弾種が設定されて欲しい。
輝夜の補正倍率高い説あるのか
使ってみると思ったより火力が出る気がするのはそのせいかな
陰攻だとか陽攻だとかの存在感がなくなるといった
意味不明な事にならなければいいが
そろそろ倍率を記載してくれないんですかね、運営さん
ここ見るまで硬質弾が陽攻←陽防、陰攻←陰防で補正かかるのはっきり知らなかった
キャラクターは陽攻が高ければ陽防も高いから合致していていいけど絵札は陽攻+陰防(またはその逆)ってパターンが多いからちょっと候補が絞られるね
紅夢絵札の下位互換と思われてたダンサーインザパドルが天子のスペカにつける最適解になってるのは面白い
次は注目値に応じてダメージ増加だな!!
注目は高くても低くてもメリットになる部分があるから単純に高ければいいというものではないのが難しそう。
一応例としては、隠密弾(自身の注目が低いほどダメージが上がる)という名称の弾種を新たに設定されれば注目を下げるスキルを火力向上につなげられると思う。
なお、注目が高いほどダメージが増える弾種はどういう名称がいいかはまだ思いつかない。
魅了弾
華麗弾
絢爛弾
煌星弾
眩瞑弾
ん〜む
「隠密」の反対だから「陽動」とかかな?
今は敵も注目操作してくるから
注目ランクの”差”でクリティカル率上昇の特殊弾なんておもしろそう
ちょうど爆破弾とかの仕様を使い回せそうだし防御式の調整にはピッタリだろ
注目下げる速攻式なんてデザインもできる
幽々子豊姫といった初期~中期から現在に至るまでの環境上位キャラにも斬裂弾硬質弾があるので、
そのようなキャラはそれらの補正の上方修正という形で今後のインフレにも対応できる余地はある。
そのうち斬烈弾や硬質弾を入れてもらいにくそうな攻撃式が一番攻撃系の式の中で火力出ないって事になったりして
攻撃式は攻撃バフ倍率の高さを売りにして、デバフや斬裂弾・硬質弾に頼らずとも高い火力を出せるポジションになるのではと思う。
現在の藍と幽々子はその中でも攻撃バフに特化した典型例となっている。
その幽々子の倍近くあるらしいからなてんこ
容易に支援式や絵札で伸ばせる陽攻陰攻を取られてるのは紅魔セットアップ的にも痛い
新しく太極弾とか作って陰攻の◯%を陽攻に加算するとかでいいんじゃないの?そしたら◯◯寄りでも火力出しやすくなるし、陰気のみ陽気のみでも逆のステにも意味が出てくるし…
その攻撃式の中でも幽々子は斬裂弾と硬質弾が計4バレットに、豊姫は全バレットに硬質弾が含まれてるので、
その分火力の伸びしろがあるという点で他の攻撃式よりも抜きんでてるとも言える。
黒妖夢実装以降から斬裂・硬質弾の補正値が高いキャラが増えてきて、
天子のラストワードの硬質弾の補正に至っては100%を超えるようになるなど、補正値のインフレも目立ち始めた。
ここまでくると該当のステータスを補強する絵札やバフの需要も上がってくるだろう。
インフレと同時に昨年ごろまでに実装されたキャラも斬裂・硬質弾の補正をまとめて上方修正してもいいのではと思う。
ラスワに付く方は一律80%まで、一部上位キャラは天子と同じく110%まで上げてもいいぐらいだ。
特に紫と依姫と黒妖夢は設定上最強クラスでもあるので、
この三人はラスワの斬裂・硬質弾を天子のラスワの硬質弾と同じ倍率に上方修正しても良いのではと思っている。
紫は硬質110%にしたところで勝ち目がないのがね…
いっそ防御式限定のグラビデ絵札でも実装した方がまだ希望はあるレベルかな…?
ここのツリー主ですが、今の環境に合わせた記事更新をしてくださったようで助かります。
まだ直ってないようなのでコメントしますが、幽々子の速力の加算率は30%ではなく50%です
よく見たら直ってましたすみません
こちらの検証では幽々子の斬裂弾は速力の50%が陽攻に加算、となっていました 以下内容
使用した幽々子のステは、星5、陽攻1645速力1240(絵札込み)
ブースト無しラスワ(スペカ前の陽攻+5のみ)
大妖精3グレイズ、レイセン3グレイズ1ブーストを追加したブースト無しラスワ(陽攻+5、速力+7)
の条件でルナティックてゐに各40回ヒットさせたところ
速力無し…1ヒットあたり2530〜2963ダメージ
速力有り…1ヒットあたり3249〜3768ダメージ
となり、これから逆算すると速力の50%が陽攻に加算となりました
聖のスペカ検証が間違っているとも言えないのでスペカとラスワ、もしくは所持者によって斬裂弾の倍率が違うのではないでしょうか
あと検証と関係なくて申し訳ないですが、陽攻10段階上昇の時点から12%陽攻が上がるのを陽攻0.4段階上昇相当の効果という感じのも少し違和感があります
例えば陽攻10段階上昇(400%)が12%上昇で11.6段階上昇(448%)相当に上がっているといるならば、陽攻1.6段階上昇相当の効果と書いた方がいいのではないのでしょうか
別の場所で斬裂弾は速力10段上げても陽攻0.8段バフの効果しかないと書いてるからあまり意味がない、などと引用してる人がいたので気になりました
すみません、誤字を直さずに書き込んでしまったので文章がおかしくなってしまいました
気にしないでください
前から考えておりましたが おそらくフェス限キャラは反動弾や硬質・斬裂弾の威力変換率が通常より高くなっているんでしょうね
多分不利なものは50%→30%に、有利なものは30%→50%になっている感じかな?と
いずれ、斬裂弾・硬質弾のステ加算補正倍率自体を弄る特定要素が加わると、キャラによっては火力が伸びる事がありつつ現状の上限キャラはそこまで恩恵を受けないというように調整できるな。
素で30%から40~60%等に上げるのは今後の個性化を鑑みて非常に危険だが、カード・装備的な枠・覚醒に類する挙動の別枠追加要素等で着実に拡張する形ならやり易い方策となるだろう。
攻撃力バフが追加ダメージにかかるようにするのは激烈インフレになるから避けるのが正しいし、この先更に生きる要素になれば大いに幸い。ただ硬質弾は防御との兼ね合いだから、wave単位リセットと相関して少々使い難いな。いずれ来る高難易度で亀戦術がどうなるか次第か。
もう1歩踏み込んだ検証が欲しいですね。
(攻撃力+斬裂)÷敵防御
なのか
(攻撃力÷敵防御)+斬裂
また防御力デバフの場合、攻撃力バフと比較して変化があるか
あたりを。
検証するまでもなくありえなくない?それじゃあ敵の防御力を無視した固定ダメージになってるじゃん
聖のスペルは斬裂20発とかあるからちょっと速力上げればどんなに防御が固い敵でも全員瞬殺出来ることになる
強キャラ感のあるコメントを一撃で無慈悲したらかわいそうだろ
前者ならデバフで斬裂分のダメージが上昇する、
後者なら今後高防御の敵が出てきた場合に固定ダメージで重宝する。
敵の防御力補正値で割らないなんてことはダメージ計算してみたことある人ならあり得ないってすぐ分かるよ。木主はもう一歩踏み込んだ検証をしてほしいと検証の質を求める割に自身は無知蒙昧なところがいただけない。
実際のダメージ増加量はどのくらい変わりますか?
上昇率で見るとわずかでも上昇幅が良ければいいと思いますがどうかな
倍率書いてあるんだから計算しなよ
いつも検証ありがとうございます。
さくやさんに速力ガン積みしてたんですが、考え直した方が良さげですね
良い検証してますねえ!
いつも本当に本当にお疲れ様です。
すげぇ、検証お疲れ様です。
幽々子に速度upあんま意味なかったのか、やっぱり装備絵札はガラケーが安定やなぁ
幽々子はスキル命中持ちがあるから魔法使い絵札がいいですよー
スキル使うの面倒やん?
まあ時と場合によるよね