2020年9月24日開催の『山霊との遭遇』ガチャで初登場した絵札です。
ゲーム史上最高倍率となる『ダメージ45%アップ』という効果持ち、倍率のインフレを感じさせる性能であると同時に、『肉弾』という効果範囲もしっかりと現環境でマッチするキャラクターが存在するため、非常に優秀な絵札と言えます。
まあ、肉弾が最高にハマる綿月姉妹に対しても『☆5圧倒的な火力』には劣ってしまう所もありますが、『サポート前提』というシチュエーションならそちらも超えて最適性絵札になる事もあります。
将来的にバフ限界まで到達する肉弾キャラが来ればそれだけで最適性でしょうし、十分に価値のある絵札です。
絵札特性
初期状態効果 | 限界突破後効果 | |
特性① | 装備スペカ使用時に体力20%回復 | 45%回復 |
特性② | 装備スペカ使用時に肉弾の威力35%アップ(1T) | 45%アップ(1T) |
ステータス補正
補正ステータス | 初期状態 | +10状態 |
体力 | +200 | +600 |
陰攻 | +20 | +60 |
絵札の概要
HP45%回復は『速攻周回』が主流の現環境では中々活きづらい所もありますが、とにかく『肉弾45%アップ』の効果が非常に優秀です。
特に現環境では最強クラスのアタッカーである綿月姉妹は両者共に『肉弾オンリー』のラストワードを持っているため、この絵札がドンピシャです。
ただ、豊姫にとっては『☆5潜入記者』も『肉弾+木属性』というかなりの適正絵札だし、『☆5圧倒的な火力』も『陰攻3段階アップ+木属性』でかなり迷う所はあるでしょう。
実際にどの絵札が優れているか、豊姫のラストワードの『1ブースト』『フルブースト』条件下におけるダメージ補正倍率を、各バレット威力・弾数から計算して比較してみます。
(※豊姫の陰攻は絵札で5段階⇒8段階アップ想定)
御覧のように、流石に『陰攻3段階アップ+1,6バレット目15%アップ』である『☆5圧倒的な火力』には勝てませんが、次点に来るくらいの補正ではあります。
それに、『☆5圧倒的な火力』は阿求やアリスのような陰攻バフを入れてくれるキャラと一緒に使うと相対的に価値が下がり、例えばフルブーストの場合、阿求とセットで使って『陰攻7段階アップ』から絵札で10段階アップになったとすると、4.0÷3.1×1.0836×1.06=1.4820、『ダメージ48.2%アップ』相当になって、『☆5食いつき無双』の方がダメージ補正倍率は高くなります。
まあ、ほとんどのケースにおいては『☆5圧倒的な火力』の方が優位ではありますが、サポート前提だと上回るケースもあるという事です。バフ限界の陰攻10段階アップに到達するなら猶更…。
『☆5圧倒的な火力』は他に付けたいキャラも居るだろうから綿月姉妹はこれで間に合わせても他のキャラに回しても良いし、今後地力で『攻撃10段階アップ』に達する肉弾キャラが出てきたら間違いなく最適絵札になるし、取り敢えず価値は十分ある絵札でしょう。
オススメのキャラ
最適性は綿月姉妹です。どちらも陰気アタッカーかつラスワがオール肉弾なので、ここに使ってくれと言わんばかりです。
ただ、前述のように『☆5圧倒的な火力』 には勝てないケースがほとんどですが、サポート前提というシチュエーション次第では上を行き、また綿月姉妹にはこの絵札を付けて、余った圧倒的な火力をレミリアのような陰気アタッカーに回すというのもアリでしょう。
今後登場するかもしれない、肉弾アタッカーにも期待です。
売却&限界突破について
完凸させない状態だと、正直『☆3星熊盃』とそこまで大きく変わらない所があります。ステ補正もあるので流石に上と言えば上ですが、やはり差別化点を大きくするためにも4凸は目指して重ねたい絵札です。
優秀かつ今後も適正キャラが増えるかもしれない尖った絵札ですし、売却は勿体ないでしょう。出るたび地道に重ねて行きたいです。
総合評価
綿月姉妹の最適性絵札…とまでは言えないものの、限りなくそれに近い領域ではあり、尖った効果なので今後の適正キャラ登場にも期待出来る、☆5としても十分優秀な絵札でしょう。
『ダメージ45%アップ』という新領域に突立つする絵札も今後は増えるかもしれませんが、その先駆け的な存在にもなっています。
現時点でラストワードが肉弾オンリーなのは、
魔理沙、赤魔理沙、リリー、小町、映姫、椛、勇儀、芳香、影狼、早鬼、依姫、豊姫の12人で、
斬撃オンリーおよび質量弾オンリーのキャラ達と人数比はあまり変わらない。
ただし、幽玄の剣聖や天空の秘神に比べると肉弾オンリーだからと言って必ずしもこの絵札が最適性とは限らない。
肉弾オンリーの内、魔理沙、椛、勇儀、芳香以外は陰陽もどちらかに完全に偏っており、
赤魔理沙、リリー、依姫、豊姫は対応する攻撃バフを3段階伸ばせる絵札の方が周回火力が伸びるが、サポートやセットアップ前提ならこの絵札が最適正となる。
早鬼は火属性オンリーに加え特攻弾の範囲も広いので両方をまとめて大きく強化できるブラッディ・オーダーの方が最適性となる。
自力で積めるバフがそこそこ高めで斬裂弾or硬質弾も持っていてその分も補正に巻き込める影狼と小町と映姫、
バレットの陰陽がばらけてて攻撃バフで火力が伸ばしづらい椛と勇儀と芳香は、周回ではこの絵札が最適性となる。
こうしてみると、肉弾オンリーであったとしてもこの絵札が無条件で最適性というキャラは意外と多くなく、環境上位のキャラでこの絵札が最適性となると更に限られてくるようだ。
そりゃ○○弾補正を起用する条件「命中2段+高攻バフ+高倍硬質/斬烈弾」が揃ってないからでしょ 要は天子以前に実装された肉弾持ちが多いだけ
またピックアップこないかー
二枚しか持ってない
剣聖並の補正かつ該当者は命中アップ持ちだったりするのにイマイチ目立たないのは陰気/陽気オンリーだったり、命中持ってきやすい陰気組にとって圧倒的な火力の性能が圧倒的なのが痛いね
ただ圧倒的の枚数も限られてるからうちのゆゆ&姉妹は記者と食いつきにさせてる
今後肉弾持ちになりそうなのは誰か残ってるかな
性能だけ見れば命中補正の無い幽玄の剣聖だと言えるので、自力で命中2段以上に出来るキャラにとっては幽玄の剣聖と同格の性能になるし、
肉弾オンリーあるいは肉弾の比率が極めて高いラスワ持ちもだいぶ増えているので、ガチャ産絵札としては完凸を結構な枚数欲しくなると思う。
>出るたび地道に重ねて行きたい
5枚揃うまで重ねない方がよくない?
35%ならまだ星熊杯で代用出来る範囲だからすぐさま重ねちゃって良いと思う
星熊杯はお役御免になったな
この絵札の限凸時の補正が限凸圧倒的な火力より若干劣るがサポート次第で上回る、となれば、
今後はこのぐらいが(約45~50%)五行三精および○○弾系統の与ダメージ補正の最高ランクの基準になりそうだ。
他の☆5絵札の属性補正もこれぐらいになれば釣り合いが取れるかもしれない。
ただし、複数の属性弾が被るなら若干補正を縮めた方がいいかもしれないが。
魔理沙なんかにもあいそう