2021年4月22日開催の『それでは授業を始めます』ガチャで初登場した絵札です。
実質的に『技巧式』キャラクターの専用絵札で、『陽防・CRI命中』という2ステータスを一気に3段階まで補正出来る、インパクト十分な効果は持っています。
ただ、『陽防』『CRI命中』は共に『限られたキャラクターにしか有効に機能しない』というステータス、技巧式というだけでも縛られるのに更に縛りが厳しいという事で、現状では適正のあるキャラクターはほぼ見当たらないのが実際の所です。
しかし最近は『硬質弾倍率』もインフレしまくっており、今後『硬質弾持ちかつ、素のCRI率が高い技巧式キャラ』が出て来れば最高にハマる絵札にはなってくれるでしょう。
そんなキャラクターが果たして出て来るのやら、というのはありますが、確かなポテンシャルは秘めている絵札です。
絵札特性
初期状態効果 | 限界突破後効果 | |
特性① | 技巧式が使用時に自身の陽防2段階アップ(3T) | 3段階アップ(3T) |
特性② | 技巧式が使用時に自身CRI命中2段階アップ(3T) | 3段階アップ(3T) |
特性③ | 使用時に自身の蓬莱人から受けるダメージを15%ダウン(2T) | 変化なし |
ステータス補正
補正ステータス | 初期状態 | +10状態 |
陽攻 | +30 | +90 |
陰防 | +30 | +90 |
絵札の概要
技巧式キャラクター限定で『陽防・CRI命中』という2ステータスへの補正を入れる絵札ですが、前者は『硬質弾』に対して有効で、後者は『元CRI率が高いスペル』に対して有効です。
『技巧式』内だと、前者に関しては天子、後者に関しては華扇なんかが思い浮かぶでしょう。
天子は『110%硬質弾』という超倍率な硬質弾を所持しているので陽防ステータスを上げる恩恵は十分にあるし、華扇は元のCRI率が『20%』なので、3段階アップなら『CRI率+12%』の上り幅です。(CRIについて詳しくはこちら)
硬質弾を持たないキャラ、30%補正程度のキャラでは陽防ステータスを上げる意味はほぼ無いし、元のCRI率が5%のキャラだと3段階アップは『CRI率+3%』にしかならないし、このように『技巧式の中でも、更に特定のキャラに対して効果を発揮する絵札である』という事です。
…が、その2人に関しても『天子は攻撃バフが低いので普通に陽攻3段階アップ絵札を付けた方が攻撃力が上がるし、☆5要石落としのような最適絵札も存在する』『華扇もCRI命中を+12%するくらいなら陽攻3段階アップや肉弾補正の絵札を付けた方が普通に強い』という事になり、全く最適性絵札ではないし、準適正の地位すら程遠いです。
そういう意味では、現状は採用価値はほぼ無い絵札です。
将来的に、『技巧式』かつ『80%オーバー補正の硬質弾を持っている』かつ『素のCRI確率も20%~50%くらいある』なんてキャラクターが出て来れば最適絵札になれる可能性も十分にありますが、そこまでガチガチに条件が固まったキャラクターが果たして登場してくるやら、という所でしょう。
オススメのキャラ
前述のように天子や華扇はまだ恩恵がありますが、最適絵札には遥か遠い程度の貧弱な効果なので、使う事もそう無いでしょう。
陽攻ステ補正は高めなので、休眠スペルにステ補正目的で付ける、くらいが実際的な運用かもしれません。
売却&限界突破について
現状では大した使い道もないですが、ポテンシャルが有る事だけは確かなので、地道に4凸目指して重ねてはおきたいです。
個別に運用する意義はほぼ無いので、入手した傍から重ねていって良いでしょう。一応、『こうなれば活躍する』というビジョンはあるので売却は勿体ないです。
総合評価
現状では大した使い道はありませんが、一応『こういうキャラクターが登場すれば最適絵札になり得る』みたいな所は思い描けるので、☆5絵札としてはぼちぼちという所でしょうか。
現在でも活躍しまくっている☆5絵札と比べればその足元にも及びませんが、どう転んでも活躍のビジョンが無い絵札も少なくないだけに、そこと比べれば…というのはあるでしょう。
ステが陰防なのが噛みあってないんだよなぁ
素直に陽攻と陽防にできなかったのか
一部を強くし過ぎないようにだぞ
意図的に噛み合わせてないと思う
陽防バフ・CRI命中バフ共に持続ターンが3ターンとかなり長いから、
「独り舞台」のように通常スペカに付けてラスワに向けてのセットアップ運用が無難なところだろう。
記事には紅魔塔でのセットアップ運用についての言及が全く無かったのが気になったので、ここで述べさせていただく。