【東方ロストワード】『☆5しじまを飛ぶ』について。評価・おすすめのキャラなど

　2023年4月30日開催の『リゲルとベラトリクスとタビト　エピックおいのり』で初登場した、エピックおいのり限定排出絵札です。

　式問わずに使える『陰防3段階デバフ絵札』という事で破壊力・汎用性共に最上位の性能、オマケに回避2段階低下まで持っており、例えば自前のデバフや命中率75%で自前の補正を持たないキャラにとっては最大で『ダメージ153%up相当』の補正が得られます。

　初期頃に実装された古いタイプの陰気キャラは大体そんな感じなのでこの絵札が怒涛の最適性にもなっていくし、持続は1Tですが倍率が異常なので『スキル・スペカで陰防デバフが使えるキャラ』に併せてあげればデバフ絵札としても大きな存在感を放てるでしょう。

　妨害式であれば『☆5きらめきサマーデイズ』の方が扱いやすくもありますが、それ以外のキャラをデバフ役として運用するなら強烈な上乗せになり、応用性も高い極めて優秀な絵札です。

絵札特性

ステータス補正

絵札の概要

　どのキャラクターが使っても『敵全体の陰防3段階ダウン』『敵全体の回避2段階ダウン』の2効果が得られる、とんでもないデバフ絵札です。

　自前のデバフ手段を持たない陰気キャラにとって陰防3段デバフは『ダメージ90%up』相当、命中率75%で自前の補正を持たない者にとって回避2段階デバフは『ダメージ33.3%up』相当、両方が噛み合うなら『ダメージ153%up』相当の補正倍率となります。

　同時登場の水着レミリアに対しても複霊絵札を超えて最適性となってしまうし、2020年~2021年頃の初期に実装されたキャラは『デバフも持ってないし命中率補正も持ってない』なんてキャラが多数存在しているので、そういう古めのキャラはこの絵札がバンバン最適性になってしまいます。

　まあそういうキャラの場合は実用性が…という話にはなって来ますが、とにかく『全体防御3段デバフ』『全体回避2段デバフ』は効果が汎用的過ぎるのであまりにも気軽に最適性になってしまうという事です。

　また、『全体の陰防3段階デバフ』という絵札は他に『☆5きらめきサマーデイズ』しか存在しておらず、こちらは妨害式キャラしか扱えないので、結界消失ゲージなどを押し切るためのデバフ用絵札として使うという用途もあるでしょう。

　持続が1Tなので『元からスペル・スキルで複数Tデバフを付与出来るキャラの倍率上乗せ』という向きが強く、持続T数という面ではより優秀な『☆5地底世界へ送り込め』などもあるので一長一短ですが、この絵札を付けるだけで役割を大幅に強化出来るキャラも居るのは確かです。

　『最適性絵札』『デバフ用絵札』2つの意味で超優秀な絵札であり、☆5絵札の中でもトップクラスに優秀な絵札と言えるでしょう。

オススメのキャラ

　最適性という意味では多数のキャラが存在しますが、やはり同時登場のレミリアが意識しやすいでしょう。セットで使ってくれと言わんばかりです。

　後は『デバフ用絵札』として使うなら『妨害式以外で・複数T持続のデバフ手段を持っており・実用性の高い地力のあるキャラ』なんかに付ければ差別化点もあって実戦性も高いですが、例えば超フェス幽香なんかはその例です。

　まあデバフ用絵札として使うならキャラの適正というよりはシチュエーションに対しての適正なので、必要な場面で適宜運用していけば良いでしょう。

売却＆限界突破について

　売却厳禁です。超有能かつエピックおいのりでしか手に入らない貴重絵札、絶対に保存しておきましょう。

　正直4凸までは倍率が足りな過ぎてアレなので、入手出来たらさっさと重ねてしまって良いでしょう。

総合評価

　『大きなダメージ倍率を稼げる最適性絵札』『高難易度イベントで使えるデバフ用絵札』2つの面において超高水準な性能を持っている、トップクラスに優秀な☆5絵札です。

　エピックおいのりでしか手に入らない絵札ですから凸のハードルも非常に高く、そこはやはり問題ではあるものの、効果の優秀さだけは疑いようもないでしょう。1枚だけでも4凸で持っておけば様々な場面で役立ってくれる汎用性も高い絵札です。