【東方ロストワード】特攻弾(〇〇に効く)の効果と威力について

　東方ロストワードの一部のキャラクター達のショット・スペルカードには、一部弾幕に『〇〇に効く』という効果が含まれています。

　こちらは『対象となるキャラクターに攻撃すると威力が増す』という意味では確かにそうなのですが、具体的にどのようなロジックで威力が増すのかは記述されていないので、その内容についてまとめておきます。

『〇〇に効く』の具体的な効果

　特攻弾は、テキストだけを読むと『対象に与えるダメージが〇〇倍になる』なんて形がイメージしやすく、実際に私もそういうつもりで検証を行いましたが、実際の効果はより分かりやすく、『特攻の敵相手に必ずクリティカルが発動する』という形になっています。

　アリスのスペル・紅符『和蘭人形』は、フルブーストすると『魔法使い特攻弾』が6発弾幕構成に含まれるので、実際にフルブーストで命中率2段階アップ(命中率100%。命中率について詳しくはこちら)の紅符『和蘭人形』を魔理沙に20発撃ってみましたが、全ケースにおいて『6発以上のクリティカル』が発動しました。

　他のキャラクターで別の特攻も試してみましたが、全てのケースにおいて特攻効果を持つ構成弾幕の数だけクリティカルが発動し、ここから明確に『特攻=クリティカル確定発動』が読み取れます。

　クリティカル攻撃に関する記事は後日調査してまとめる予定ですが、取り敢えずの理解としては『ダメージ2倍』と思っておけば良いでしょう。

特攻の範囲について

　特攻の範囲である『種族』に関しては、ゲーム内で表示されない隠しデータなので、実際に攻撃してみて『確定クリティカルになるかどうか』でしか確かめることが出来ません。

　ただ、特攻の範囲は、キャラクターの出自にしっかり合わせて広く取っているようです。

　例えば華扇は出自的には明らかに妖怪ですが、『仙人』でもあるので妖怪にカテゴライズされているのかな…という感じですが、『妖怪特攻』の攻撃を当てるとしっかり確定クリティカルヒットするので、『仙人』だけでなく『妖怪』にもカテゴライズされていることが分かります。

　そういう意味で、例えば霊夢の持つ『妖怪特攻』などは非常に多くのキャラクターに刺さり、実際にはこの『確定クリティカル』によって見た目以上の火力を発揮することが可能となります。

　今後特攻持ちのキャラが増えれば、この『確定クリティカル』の見極めで各キャラクターの『種族』が簡単に確かめられそうなので、今後各キャラクターのページには『種族』の方も掲載していく予定です。(時間が掛かりそうなので追い追いですが…)

効果は当然『指定の構成弾幕のみ』

　特攻に対してクリティカルになるのは、当然『その構成弾幕のみ』です。

　例えば魔理沙のノンディレクショナルレーザーはフルブーストすると妖精・妖獣特攻の効果を持ちますが、2ブースト目(構成弾幕4段目)までは特攻効果は一切ありません。

　またフルブーストしても、『構成弾幕18発の内の4発のみが確定クリティカルになる』というだけなので、スペルの威力が丸々2倍になる訳でもありません。

　フルブーストしたノンディレクショナルレーザーの場合、構成弾幕の威力と弾数、それから『クリティカル=ダメージ2倍』を勘案して計算すると、特攻相手に対するフルブーストスペルの威力は『約1.24倍』となります。

　この辺の『特攻相手に対する実質的なスペル全体のダメージ補正倍率』はスペルによってまちまちですが、全体的に見ると『1.20倍～1.30倍』のレンジに収まるケースが多いようです。

　勿論これはあくまで目安、スペルの種類やブースト条件で変化するのでケースバイケースではありますが。

まとめ

　特攻は『クリティカル確定発動』という分かりやすい効果で、それだけに『効果的である』ということも肌で感じやすい仕様です。

　前述のように『キャラの属性を調べる』なんて所にも使えるし、今後高難易度なイベントが実装された時にも役立ちそうですから、しっかり覚えておきましょう。