【東方ロストワード】『☆4うらめしや～』について。評価・おすすめのキャラなど

　これまでゲーム中には『☆5圧倒的な火力』1枚しか存在していなかった、『陰攻バフ』を行える貴重な絵札です。

　これまでは☆4以下で攻撃力バフを行える絵札も無かっただけに、『☆4聖獣の学び舎』と並んで先駆け感もある絵札ですが、そのような所を抜きにしてもシンプルに優秀な絵札です。

　ただ、使用する上では『凸前提』の運用でないと他の絵札には負ける所も少なくないので、その点は抑えておきましょう。

絵札特性

ステータス補正

絵札の概要

　水属性ダメージ軽減は現環境ではほぼ活きないので取り敢えず置いておくとして、注目すべきは『陰攻1段階アップ(4凸で2段階アップ)』の効果です。

　『陰気オンリー・陰気寄りのスペル』に付けておけば確実なダメージアップに繋がるので、やはり火力増強系の絵札では最も使い勝手が良い部類です。

　ただ、初期状態だと『陰攻1段階アップ(陰攻値30%アップ。バフについて詳しくはこちら)』でしかなく、これだと元々バフを掛けられるキャラにとってはかなり物足りない所もあります。

　以下、元々のバフ倍率が『0・2・4・6・8段階』のキャラに、初期状態のこの絵札を付けた時のダメージアップ相当倍率を示します。

　バフが全く掛けられない非力なキャラには良いですが、例えば『陰攻6段階アップ』を狙えるルナチャイルドのラストワードにこの絵札を付けても、ダメージ10.7%アップ相当にしかなりません。

　これなら素直に『☆3大切な商売道具』などの命中絵札や、ダメージ補正の絵札を付けた方がより大きなダメージ補正を得られるケースの方が多いでしょう。

　そのような他の絵札にアドバンテージを取りたいなら、やはり『4凸』は前提にしたい所です。

　ちなみに4凸して2段階アップにした場合のダメージアップ相当倍率は以下の通りです。

　これくらいになって来ると状況次第では他の絵札にも十分なアドバンテージが取れるし、凸運用は狙って行きたいです。

ステータス補正も優秀

　この絵札のステータス補正は陽攻・陰攻で、攻撃が最重要の現環境では一番良い組み合わせです。

　例えば全体攻撃アタッカーの代表例・魔理沙なんかは陽気オンリーの『マスタースパーク』がメインウエポンですが、この絵札を付ければ陰気オンリーの『ノンディレクショナルレーザー』も多少火力は上がって撃ち漏らした敵のお掃除なんかにも使えるし、その上で陽攻ステータス値も上がるのでマスタースパークの威力上昇にも貢献出来ます。

　ステータス補正の影響は絵札特性と比べるとそこまで大きくはなく、魔理沙の場合も+10まで上げた『陽攻+68』でようやく『ダメージ5.2%アップ相当』程度ですが、この手の絵札が何枚も付けば20~30%アップにも繋がるでしょう。

　そういう意味で、一番便利なステ補正振りをされている所もやはり一つの強みです。

オススメのキャラ

　シンプルに『陰気オンリーのスペルに付けてあげれば良い』という絵札なので、相性の良い相手は分かりやすいです。ガイドするまでもない所はあります。

　その中でも強いて上げるなら、前述のように陽攻・陰攻両ステータス補正が活きる魔理沙や、バフ・デバフコンボでダメージを稼ぐのでバフ倍率がそこまで高くはないレミリアなどでしょうか。

　バフ倍率が低いキャラ程この絵札による伸びしろは大きいので、バフではなく『陰防デバフ』『特攻攻撃(確定クリティカル)』など、別の手段で火力を出す陰気系のキャラとは、より一層相性が良いと言えそうです。

売却＆限界突破について

　陰気スペルに付ける絵札として活用するなら、限界突破は前提にしたいです。流石に1段階アップだけだと『他の絵札を付けた方がもっとダメージが出る』というケースも多くなりがちなので、被りはなるべく凸に使いたいです。

　ステータス補正用と割り切るなら、+を途中まで上げたものを量産して使わないスペルに付けるという手もありますが、前述のように陰攻バフ絵札は現在かなり貴重なので、出来れば凸させて陰気キャラの武器にしていきたいです。

　そういう意味では価値のある絵札なので、売却は辞めておきましょう。

総合評価

　☆4の絵札ではありますが、やはり『陰気スペル』という非常に幅広い所に対応出来る火力増強絵札、しかもステータス補正の組み合わせも良く、十分に優秀な絵札と言えそうです。

　今は☆5絵札でも、環境が合わな過ぎて『どこで使うの？』なんて思ってしまうものも多いですから、使い方や使い道がハッキリしているこの絵札はしっかり育てる価値もあるでしょう。