2021年7月14日開催の『新説! 物部秘術のひみつ』ガチャで初登場した絵札です。
凸も進めやすい☆4絵札にして『陰防2段階ダウン』という、極めて汎用的かつ実用性の高い効果を持っています。陰気オンリーの単体ラスワキャラにとっては、『ダメージ60%アップ』という超高倍率な補正を得られることにも道着です。
効果的には『☆5アニバーサリー紅魔館』の下位互換ですが、あちらは再入手も不可能だし4凸させた人がどれだけいるんだ、という話になるので、実質的に『この絵札が最適性絵札になる』というキャラクターは決して少なくありません。
紅魔塔でもデバフ絵札として無難に使えるし、多数の用途がある非常に優秀な☆4絵札です。
絵札特性
初期状態効果 | 限界突破後効果 | |
特性① | 使用時に対象単体の陰防を1段階ダウン(3T) | 2段階ダウン(3T) |
特性② | 使用時に自身の吸血鬼から受けるダメージを15%ダウン(2T) | 25%ダウン(2T) |
ステータス補正
補正ステータス | 初期状態 | +10状態 |
陽攻 | +15 | +55 |
陰攻 | +25 | +85 |
絵札の概要
『対象単体の陰防2段階ダウン』の絵札特性が、この絵札の全てです。
解説記事でも述べた通り、このゲームはバフとデバフが完全掛け算形式でダメージをオ増幅させるので、バフ倍率を伸ばすよりもデバフを掛けた方がダメージの伸び率は圧倒的に良いです。
例えば、周回時は自前のバフで『陰攻5段階アップ』まで持って行ける諏訪子に『陰攻3段階アップ』『陰防2段階ダウン』それぞれの絵札を付けた時のダメージ増加率を見てみましょう。
絵札パターン | ダメージ増加率 |
①陰攻3段階アップ (5段階⇒8段階) | ダメージ36%アップ (3.4÷2.5=1.36) |
②陰防2段階ダウン (0段階⇒2段階) | ダメージ60%アップ (1.6÷1.0=1.6) |
このように、諏訪子にとっては『陰攻3段階アップ』を遥かに上回るダメージ補正をこの絵札で得られることになります。
『敵が元々陰防デバフを受けていた』という場合は当然伸びしろは小さくなりますが、このゲームはバフ手段に対してデバフ手段が圧倒的に少なく、『ダメージ60%アップ』の効果を丸々得られるケースは多いでしょう。
『陰防デバフを使わず、バフ倍率がそこそこ高い単体攻撃陰気アタッカー』は大抵この絵札が最適絵札になりますし、全体攻撃キャラに付けても『ターゲットに対する火力は大きく上がる』という形になるので、使い勝手は良いでしょう。
持続が3Tと長いので『紅魔塔』ではフィニッシュのためのセットアップとしても優秀ですし、『一部キャラの最適性絵札』『紅魔塔での汎用絵札』2つの大きな価値を持つ絵札となっています。
オススメのキャラ
- 陰気オンリーの単体ラスワ持ち
- スキルやラスワ前効果で陰防デバフを使えない
- スキルや能力などで『陰攻3段階アップ』くらいの補正が出来る
上記の3条件を満たすキャラの場合、概ねこちらが最適性となる感じです。
例えば上の5人なんかはその代表例、周回においてはこちらの絵札が最適性となります。
逆に紫苑やルーミアのように『自分で陰防デバフを入れられる』というキャラにとっては伸びしろが小さくて付ける意義が薄いので、そこはしっかり見極めましょう。
売却&限界突破について
売却厳禁です。☆4絵札にして多くのキャラの最適性に近く、また紅魔塔でも汎用的に使えるので売るのは勿体なさ過ぎます。
流石に4凸しないと倍率は足りないので、入手したらさっさと重ねてしまって良いでしょう。
総合評価
非常に便利で優秀な陰防デバフ効果を持ち、特定キャラにとっては実質最適性絵札、その他のシチュエーションでも十分実用性を見出せる、☆4としてはトップクラスの絵札と言えそうです。
『☆4絵札が特定キャラの(実質)最適絵札となる』というケース自体が非常に稀ですし、他の絵札ではほぼ代わりが利かない効果も持っているため、今後も長く腐らない絵札となりそうです。
The king and I,「王様とわたし」をもじったのかな?
なんか野原ひろしと僕みたい
ググってみたら闇深すぎて怖い
単体ラスワの救済としてはちょうどいい感じね
単体はこれで全体ラスワはバフ系絵札みたいな感じで
アリスのスペカに付けて陰防3ターン4~5段ダウンとかもありか
単なる防御デバフというだけでなく、陰気主体だが単体攻撃に対する救済措置でもある点には脱帽した