東方ロストワードにおいては、多くのキャラクター達は原作で披露したスペルカードを披露してくれますが、一部のキャラクター…というか多くのキャラクターは、『東方ロストワードオリジナル』のスペルカードを所持しています。
これは別にやたらめったら所持している訳ではなく、所持しているキャラ・所持していないキャラが分かれる形式にもなっているので、この記事ではその辺についてと、それから既に判明済のオリジナルスペルから『オリジナルスペルの由来』などについてまとめておきます。
オリジナルスペルを持たされる条件
東方ロストワードで『オリジナルスペル』を所持しているキャラクターは、以下の①②のいずれかに該当するキャラクター達です。
- ①原作でスペル未所持のキャラ
- ②永夜抄・心綺楼に未参戦のキャラ
①は分かりやすいでしょう。小悪魔や大妖精などのノーネームドキャラ、或いは依姫や豊姫などの書籍限定キャラなど、原作でスペルを使わなかったキャラは当然ゲームで用意しないといけませんから。
①のキャラクター達は、スペル2種、ラストワード1種、合計で『3種類のオリジナルスペル』を持つことになります。
②については『ラストワード』に関わる問題で、原作で『ラストワード』という概念が登場したのは『東方永夜抄』および『東方心綺楼』のみ、近いシステムとしては深秘録の怪ラストワードや神霊廟のオーバードライブもありますが、現時点でそちらは触れられていないので、基本は『永夜抄にも心綺楼にも出ていないキャラはオリジナルのラストワードを持たされる』ということになります。
例えば早苗なんかは原作でもスペルを25枚も所持していますが、ラストワードが無いということでわざわざオリジナルスペルが用意されています。
この②に引っかかるキャラクターが非常に多いので、多くのキャラクターは『1種類のオリジナルスペル』を持つことになります。
オリジナルスペルの由来
『オリジナルのスペル』となると当然作り手のセンスが試される形になる訳ですが、東方ロストワードにおいては、『そのキャラクターのバックボーン』を参考にしてオリジナルスペルを作るケースが多いようです。
例えば上の大妖精の場合、捏造『コティングリーの妖精』は偽の妖精写真を巡る実在の事件・『コティングリー妖精事件』の引用ですし、交換『チェンジリング』もヨーロッパの『妖精による取り換え子』に関わる伝承の引用で、『妖精』というバックボーンから着想を得たスペル名となっています。
その他も、例えば豊姫などはキャラクターのモチーフである八尋和邇と日本神話の『山幸彦と海幸彦』から着想を得たショット・スペル名・スペル口上となっていますし、神奈子もキャラモチーフである建御名方神が相撲の起源である、という所をモチーフとしてスペルモーションなどを披露しています。
このように、東方ロストワードは『キャラクターの属性』『キャラクターのモチーフ』を材料にオリジナルスペルを作る傾向が強いです。
勿論例外もありますし、必ずしもそうなるという訳でもありませんが、今後登場するキャラクター達についても、元ネタが明確なキャラクターなどはオリジナルスペルも想像しやすかったりするかもしれません。
例えばドレミーやヘカーティア、ぬえや隠岐奈など、引用しやすそうな元ネタや元ネタに関わるエピソードを持っているキャラクターも東方には少なくない訳で、いつかこれらのキャラクターが登場した際、どのようなスペル名と演出が用意されるかは中々楽しみです。
これも一つ、キャラクターのバックボーンに思いを馳せる楽しみの一つとなるでしょう。
まとめ
東方ロストワードでは大半のキャラクターがオリジナルスペルを持たされることになりますが、適当にそれっぽいスペルを持たせている訳ではなく、キャラクターの背景に沿ったスペルを持たされるケースも多いです。
この辺も一つの楽しみですし、そのキャラクターの背景にも思いを馳せつつ、オリジナルスペルの実装も楽しんで行きましょう。
余裕があれば、配信後はキャラクターのページにオリジナルスペルのモチーフ解説なども付けて行きたいです。
qうぇrちゅ
東方原作未プレイなので、どれがロスワオリジナルなのかとか、モチーフとかの解説は読んでみたいな
スペカクリックしたら表記出るよ
バレットやスペカ前効果のアイコンが表示されてる画面から更に左上のスペカ画像押すと解説ページがポップアップする
なかなか読み物として面白い
マジでそう
私もたまに暇なとき読んでる
そーだったの⁉︎