【東方ロストワード】『☆5独り舞台』について。評価・おすすめのキャラなど

　2021年1月22日開催の『心を覆うペルソナ』ガチャで初登場した絵札です。

　『特定の式が装備した時のみ強力な効果を発揮する』という新しいタイプの効果を持っており、この絵札の場合は『回復式』のキャラクターの陰攻3段階アップということで、確かな強みは持っている絵札です。

　現状、回復式のキャラクターはそもそも数が少ない上に陰気アタッカーとして出張れる者となるとほぼ名指しくらいにもなってしまいますが、『今後の展開』という所にも新たな指針を示した絵札で、そういう意味でも存在感は中々に大きいかもしれません。

絵札特性

ステータス補正

絵札の概要

　実質的には『回復式のキャラクター専用絵札』という所であり、効果の優秀さ以上にこの『式を対象に取る条件』の新鮮さが目を惹く絵札です。

　取り敢えず、効果だけを切り取ってみれば『3ターン陰攻3段階アップ』は文句無しに優秀であり、また回復式のキャラクターを採用する際は持久戦をするケースもあるでしょうから、『回避3段階アップ』も地味ながら悪くない効果ではあるでしょう。

　陰攻3段階アップの実質的なダメージ補正倍率を、いくつかのモデルケースで示しておきます。(バフについて詳しくはこちら)

　まあ、陰気アタッカーに付ければ取り敢えず間違いはない…というのはありますが、現状では適正があると言えるのはこころ・穣子の2人くらいでしょう。(特にこころは陰気オンリーになりそう)

　現状で最も良い扱い方としては、『持続3ターン』を活かしてこころの紅魔塔でのセットアップに利用し、陰攻をガッツリ上げてから『☆5幽玄の剣聖』を載せたラストワードで敵を一撃でぶった切る、みたいな感じでしょうか。

　今後、回復式で陰気寄りのキャラクターというのも1人くらいは出て来そうではありますし、ハマる相手には実用性十分な絵札ではあります。

　まあ、ターン数や回避上昇などの違いがあるとは言え、グレイズ主体・重ね掛けでターン数延長のテクニックもある紅魔塔では『☆5圧倒的な火力』や『☆5奇妙な縁日』でも間に合うと言えばまあ普通に間に合うので、どうせ式縛りであればもうちょっと大きな差別化点となる効果も欲しかったかもしれませんが…。

オススメのキャラ

　現状では陰気寄りのラスワを持つ穣子、陰気オンリーのラスワを持つこころが適正キャラクターです。

　特に持続が3ターンと長めなので、ラスワでなく通常スペルに付けてセットアップに使う方が、他の陰攻アップ絵札と差別化出来る所はあるでしょう。

　回復式のキャラは基本的に紅魔塔で使う事にはなると思いますが、穣子なんかは3章前半の周回なんかにも使える所はあるので、そういう所で活かすのも良いでしょう。

売却＆限界突破について

　使える範囲は狭いですが効果自体は優秀で、今後もハマるキャラが増えるかもしれないし、売却は流石に勿体ないです。

　無凸時点でも取り敢えず使える効果は持っているし、4凸は粘れるなら粘ってこころや穣子に別々に使って行きましょう。陰攻アップ絵札は基本取り合いになるので、この2人はこちらで間に合わせて省エネで使っていきたいです。

総合評価

　現状では使える範囲も狭く、特定キャラが居ないと使い道もない絵札ですが、効果自体は優秀で今後適正キャラが増える可能性もあるし、☆5絵札の中でも十分見所はある方でしょう。

　どちらかと言うと『今後』という所にも期待を残してくれる絵札で、今後も似たような『範囲が狭いぶん効果が優秀』というシリーズの絵札が続く場合、効果の内容次第では一部のキャラクターが躍進するかもしれないし、そういう所にも期待したいです。