【東方ロストワード】霍青娥について。評価・使い方など

　2020年12月18日開催の『耽美なるネクロマンシー』で実装されたキャラクターです。

　1年以上も前に実装された通常ガチャ産キャラクターという事で、スペルの追加効果などは貧弱で流石に力不足感も出て来ましたが、2021年12月に『超最適性絵札』が登場し、自身の火力は超大幅に向上しました。

　特に『セットアップ前提』とした場合の躍進は著しく、元々の持ち味であった『陰防デバフ』も合わせて、高難易度イベントで瞬殺を狙うような戦法に大きく貢献出来るようになったと言えるでしょう。

　『味方への毒霧付与』というニッチな特性も、後出しされたキャラと上手くコンボ出来る所も産まれて来ましたし、上方修正も転生も無い2020年産のキャラクターとしてはかなりの実力者と言えそうです。

キャラクター評価

総合評価…8.0

周回評価…7.0

高難易度評価…9.0

　全キャラクター評価ぺ―ジはこちら

基本情報

拡散ショット・グーフオニャオ

	ブースト0	ブースト1		ブースト2		ブースト3
属性
威力	7.23	7.33	6.72	5.83	5.24	4.46
命中	80%	85%	85%	90%	90%	95%
CRI	5%	4%	4%	3%	3%	2%
弾数	4	1	1	1	1	1
陽・陰	陰	陽	陽	陰	陽	陽
その他	肉弾 確率で自身速力1段階アップ	肉弾	肉弾 確率で自身速力1段階アップ	肉弾	肉弾	肉弾 従者・人間特攻

集中ショット・イーグイ(全体攻撃)

	ブースト0	ブースト1		ブースト2		ブースト3
属性
威力	6.43	8.14	7.47	6.47	5.83	4.95
命中	80%	85%	85%	90%	90%	95%
CRI	5%	4%	4%	3%	3%	2%
弾数	5	1	1	1	1	1
陽・陰	陰	陰	陽	陰	陽	陰
その他	レーザー弾 仙人・鬼特攻	レーザー弾 仙人・鬼特攻	レーザー弾	レーザー弾	レーザー弾 敵防御バフ無視	レーザー弾 敵防御バフ無視

スペル1・仙術『ウォールランナー』

	ブースト0	ブースト1	ブースト2	ブースト3
属性
威力	7.71	11.73	13.05	14.27	16.05	17.83
命中	80%	85%	90%	95%	95%	95%
CRI	5%	4%	3%	2%	2%	2%
弾数	8	2	2	2	2	2
陽・陰	陰	陰	陰	陽	陽	陽
その他	質量弾	質量弾 死神・仙人・鬼特攻	質量弾 速力依存弾	質量弾 速力依存弾	質量弾 死神・仙人・鬼特攻	質量弾 死神・仙人・鬼特攻

スペル2・道符『タオ胎動』(全体攻撃)

	ブースト0	ブースト1	ブースト2	ブースト3
属性
威力	3.43	5.21	5.80	6.34	5.35	5.94
命中	80%	85%	90%	95%	95%	95%
CRI	5%	4%	3%	2%	2%	2%
弾数	12	3	3	3	4	4
陽・陰	陰	陽	陰	陽	陰	陽
その他	レーザー弾	レーザー弾 速力依存弾	レーザー弾 敵防御バフ無視	レーザー弾 敵防御バフ無視	レーザー弾 従者・人間特攻	レーザー弾 従者・人間特攻

ラストワード・『ワームホールの預言者』

	ブースト0	ブースト1	ブースト2	ブースト3
属性
威力	6.05	13.03	14.50	15.85	17.83	19.81
命中	80%	85%	90%	95%	95%	95%
CRI	5%	4%	3%	2%	2%	2%
弾数	17	3	3	3	3	3
陽・陰	陰	陰	陰	陰	陰	陰
その他	エネルギー弾 速力依存弾	エネルギー弾 確率で自身速力1段階アップ	エネルギー弾 確率で自身速力1段階アップ	エネルギー弾 速力依存弾 仙人・鬼・従者・人間特攻	エネルギー弾 速力依存弾 仙人・鬼・従者・人間特攻	エネルギー弾 速力依存弾 仙人・鬼・従者・人間特攻

最大ステータス

　総合つよさについて詳しくはこちら

式・気質・属性

能力・壁をすり抜けられる程度の能力

　結界異常『毒霧』の結界1枚あたり速力・命中・回避が1段階アップ
　ブースト使用時、自身の命中1段階アップ(1T)

スキル

特性

連携・ガード連携

　後衛になる時、交代相手の陽防、陰防、CRI防御、CRI回避をアップ(3T)
　前衛になる時、交代相手の陽防、陰防、CRI防御、CRI回避のつよさ上昇を一部引き継ぐ(3T)

『最適性絵札』で引き上がった火力

　青娥は2020年産の通常ガチャ産キャラクター、当時と今とでは性能水準も随分違う訳で、流石にスペル効果やスキルには『ムダが多い』という印象です。

　ただ、青娥にとって追い風なのは『☆5正体不明の結界チーム』という超適正絵札の登場で、『エネルギー弾50%up＆陰攻2段⇒4段』という補正は、実質『ダメージ100%up』くらいに相当します。

　元から『バフ・デバフの掛け算』で割とダメージを稼げるタイプでもあったし、火力は大きな向上を遂げています。

　どの程度の火力水準になったかを確かめるため、古参の周回要員である幽々子・豊姫を引き合いに出してダメージ比較をしてみましょう。

　敵防御力2000、命中率やCRI補正も期待値込みで計算式からダメージを算出すると以下の通りです。

キャラ
絵札
攻撃範囲	全体	全体	全体
命中率	100%	100%	100%
CRI命中率	2~5%	5%	10%
CRI威力率	2.0倍	2.0倍	2.0倍
攻撃バフ	陰攻4段階アップ 速力6段階アップ	陽攻9 or 10段階アップ (1 or 3ブースト)	陰攻8段階アップ
防御デバフ	陰防2段階ダウン	なし	なし
その他補正	斬裂弾(30%想定) 全バレット50%up	木属性30%アップ 肉弾25%アップ 1,2,4,5斬裂＆硬質弾 (50%補正)	1,6バレット目15%アップ
総ダメージ量 (1ブースト)	81,066ダメージ	114,718ダメージ	109,795ダメージ (※特攻込火力の例) 幻想郷妖怪特攻:137,740 幻想郷人間特攻:185,204
総ダメージ量 (3ブースト)	196,722ダメージ (※特攻込火力の例) 人間特攻:289,370	180,999ダメージ	151,222ダメージ (※特攻込火力の例) 幻想郷妖怪特攻:212,762 幻想郷人間特攻:260,526

　流石に周回火力はブースト型が1-1-3型なのもあって大した事はないですが、注目すべきはフルブースト火力です。

　こちらは幽々子や豊姫を完全に超えていると言っても過言ではなく、しかも『陰攻4段階アップ』でこの火力の青娥はセットアップの余地も2人より大きく、高難易度イベントにおける火力はこの2人を完全に凌駕すると言って良いでしょう。

　また2020年のキャラにしては珍しくラスワは『星属性オンリー』という構成、『弱点キラー』的に扱える所も十分にあります。

　後述しますが、青娥は『その他にもしっかりと役割があるキャラクター』ですから、自身もこれだけのパワーを出せるなら高難易度イベントでの存在感は十分にあるでしょう。

『デバフ』と『味方への毒霧付与』による仕事

　実装当時の青娥の最大の持ち味はスキルによる『敵全体陰防2段階ダウン』のデバフ効果で、今でこそデバフを操るキャラクターも増えましたが、相変わらずこれは高難易度イベントのゴリ押し突破には非常に優秀な効果です。(バフ・デバフの掛け算について詳しくはこちら)

　特に最近のロストワードの強キャラクターのトレンドは『味方のサポートが出来る超火力アタッカー』で、その手のキャラクター達と組めば互いにバフとデバフで火力を高め合い、敵を一瞬で吹き飛ばす戦法も取りやすいでしょう。

　とにかく、スキル1発で『陰気のキャラと組むだけでチームの火力が引き上がる』というお手軽さは魅力です。

　加えて、『味方に毒霧2枚付与』というデメリットにも成り得る特性は、この1年で『毒霧でパワーアップする最強格のキャラ』が登場してきたことで更にその価値を高めました。

　具体的にはヘカーティア・ちび幽々子がその代表格で、この2人は『陰気では最強クラスのアタッカー』でもあるので、青娥のデバフも更に噛み合って爆発的な火力を叩き出せます。

　毒霧付与に関しては、昔は『一応コンボは出来るけど、そんな組み合わせ本当に使うの？』みたいな要素が大きかったですが、今は『紅魔塔』でも大真面目に超優秀なコンボとして成立します。

　デメリットになるキャラは『グレイズ』を使えば打ち消せるのでその工程さえ踏めば実質影響無し、グレイズをしなくても1ターンで消えるのでそこまで大きな影響力は無いでしょう。

ここは明確に後出しで価値を上げた所です。

　2ページ目は『弱点』『オススメの絵札』『相性の良いキャラ』『総合評価』などです。