2020年7月22日、『人里の求聞持と判読眼』で初登場したキャラクターです。

スキルやスペル効果的には『クリティカル攻撃』に特化した性能に見えますが、ラストワードには『敵の防御バフを無効』『敵の回避バフを無効』などの効果が付いており、最近増えつつある『敵がバフを積んで来る厄介なステージ』への対応力がかなり高いです。
火力の方も群を抜いて高い、という訳でもありませんが、敵の強さがこちらに追いついていない現環境においては『安定して敵をワンパンする力』もかなり強く、今後敵の強さがインフレした時は分かりませんが、現時点ではかなり便利なアタッカーという立ち位置も掴んでいるでしょう。
基本情報
拡散ショット・お箸の付喪神

集中ショット・邪龍の魚拓

スペル1・飛書『ゼカリヤ第六の幻視』

スペル2・原書『ホツマツタヱ』

ラストワード・『私家版百鬼夜行絵巻最終章補遺』(全体攻撃)
攻撃前効果 | レベル1 | レベル5 |
有 | 自身の陰攻,CRI攻撃1段階アップ(3T) 60%の確率で更に1段階アップ | 変化なし |
ブースト0 | ブースト1 | ブースト2 | ブースト3 | |||
属性 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
威力 | 11.08 | 16.11 | 22.15 | 20.14 | 36.25 | 32.22 |
命中 | 65% | 65% | 65% (必中弾) | 65% (必中弾) | 65% | 65% |
CRI | 20% | 10% | 10% | 10% | 10% | 10% |
弾数 | 15 | 3 | 2 | 2 | 1 | 1 |
陽・陰 | 陰 | 陰 | 陰 | 陰 | 陰 | 陰 |
その他 | レーザー弾 体力消耗 防御貫通 | レーザー弾 防御貫通 | レーザー弾 | レーザー弾 | レーザー弾 付喪神特攻 | レーザー弾 付喪神特攻 |
最大ステータス
総合つよさ | 体力 | 陽攻 | 陰攻 | 陽防 | 陰防 | 速力 |
6000 | 4900 | 980 | 1280 | 1020 | 840 | 900 |
総合つよさから逆算したステータス値です。一桁単位の誤差があるかもしれません。レベル100を確認し次第、間違いがあれば訂正します。
式・気質
式 | 気質 | 弱点属性 | 得意属性 |
破壊 | 長雨 | 金・日 | 水・月 |
能力・不詳
自身の結界異常『毒霧』『暗闇』の結界1枚あたり陽攻・陰攻・CRI攻撃・CRI命中が1段階アップ
スキル
スキル名 | レベル1効果 | レベル10効果 |
客寄せ | 自身の回避を2段階アップ(2T) 自身の注目を3段階アップ(1T) | 調査中 |
古代天狗語の書 | 自身の陰攻2段階アップ(2T) 自身の陽攻3段階ダウン(1T) | 調査中 |
妖魔本朗読 | 自身のCRI命中2段階アップ(2T) 自身のCRI回避3段階ダウン(1T) | 調査中 |
特性
特性名 | 効果 |
妖魔本コレクター | 攻撃された時、妖怪から受けるダメージを20%ダウン[発生率100%] |
飽くなき好奇心 | 攻撃された後、自身のCRI命中を1段階アップ[発生率25%] |
鈴奈庵の看板娘 | 攻撃された後、自身の命中を1段階アップ[発生率50%] |
連携・アタック連携
後衛になる時、交代相手の陽攻、陰攻・CRI攻撃・CRI命中をアップ(3T)
前衛になる時、交代相手の陽攻、陰攻・CRI攻撃・CRI命中のつよさ上昇を一部引き継ぐ(3T)
『敵バフ無効』の便利な全体攻撃アタッカー
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現環境における小鈴の最大の特徴は、『1ブーストラストワード』による高い周回性能でしょう。
小鈴の1ブーストラストワードは3バレット構成ですが、1,2バレット目は『貫通(敵の防御バフを無視)』、3バレット目は『必中(敵の回避バフを無視)』の効果を持つので、バフを山盛りにして来る相手にはかなりの有効打になります。
現行の最高難易度ステージ・1章Extra・難易度Lunaticでは敵が『バフ1回で5段階アップ』というインチキ臭いバフ行為を行ってきており、『陽防・陰防5段階アップ(ダメージ60%軽減)』を積まれてしまうと、必殺の一撃のハズが耐えられる、なんてケースもザラです。
場合によっては連続で防御バフを積まれて限界の『防御10段階アップ(ダメージ75%軽減)』とされることもあり、このせいで本当に戦闘が安定しなくなるのですが、小鈴はバトル開始と同時の『1ブーストラストワード』でこのバフを完全に無視したダメージを与えられるので、このような厄介な敵には相性抜群です。
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『敵の5段階バフを無視出来る』というのは言ってみればダメージ2.5倍にも等しい訳ですし、ここで防御バフを積まれた敵に対する倍率比較を行ってみましょう。
スキル・ラスワで『陰攻4段階アップ+貫通』の小鈴、能力やラスワ効果で『陽攻10段階アップ』を実現出来る藍とで、ダメージ補正倍率の比較をしてみましょう。
小鈴 | 藍 | |
自身の攻撃バフ | ダメージ2.2倍 (陰攻4段階アップ) | ダメージ4.0倍 (陽攻10段階アップ) |
敵5段階防御バフ (防御値2.5倍) | ダメージ2.2倍 (敵バフ無視) 陰攻4段階アップ相当 | ダメージ1.6倍 (4.0÷2.5=1.6倍) 陽攻2段階アップ相当 |
敵10段階防御バフ (防御値4.0倍) | ダメージ2.2倍 (敵バフ無視) 陰攻4段階アップ相当 | ダメージ1.0倍 (4.0÷4.0=1.0倍) 陽攻0段階アップ相当 |
このように、一撃必殺のラストワードを持つ藍ですら『1回だけ陽防バフを積まれる』というだけで普段の『陽攻2段階アップ』のキャラと同程度の火力しか出せなくなるし、2回積まれると普段の『バフ無しキャラクター』と同じ火力しか出せなくなってしまいます。
しかし、このような厳しい状況下においても小鈴はスキル・ラスワ前効果で確実に『陰攻3段階~5段階アップ』の一撃を繰り出せるので、サクッと敵を刈り取って行けます。
現環境においてはこれが小鈴の最大の強みであり、周回においては十分便利なキャラクターとなっています。
クリティカル攻撃について

小鈴はスキルやスペル前効果で『陰攻・CRI攻撃・CRI命中』諸々を上げられるため、『クリティカル攻撃』という所にも差別化点を持っています。
ラストワードの1バレット目はクリティカル率は20%もあるので、スキルで2段階アップを入れれば『28%』にはなるし、ラスワ自体にCRI攻撃アップも付いているので、クリティカルの威力も2段階アップが引ければ『2.0倍⇒2.6倍』となります。(クリティカルについて詳しくはこちら)
通常の『命中率75%・クリティカル率5%』のキャラと比べると、ダメージ期待値的には『1.37倍(2.6×0.65×1.28÷2.0÷0.75÷1.05)』といった所で、ここも中々に無視出来ないポイントです。
『陰攻4段階アップ』からの『ダメージ1.37倍』と考えると、1バレット目火力は『陰攻6.7段階アップ相当(2.2×1.37=3.014)』とも言えるでしょう。
2~3バレット目はそこまでクリティカルも出ないのでアベレージでは落ちるでしょうが、クリティカル威力を含めた1ブーストラスワは、実質的には『敵の防御バフを無視できる陰攻5段階~6段階アップの攻撃』と言い換えても良さそうです。
敵の強さが味方の強さに追い付いていない現在のゲーム難易度だと、『攻撃5段階アップからのラストワード』を耐えられる敵は『バフを積まれたケース』とか『苦手属性を相手取ったケース』以外では基本存在しません。
そして小鈴はその『バフを積まれたケース』を無視することが出来るので、今の環境なら育てれば『ほとんどの相手を一撃で沈められる』という大きな強みがあります。
まあ、1章ボス・紫のような回避バフを積んで来る相手には3バレット目しか対応していないので流石にキツいですが、取り敢えず『現環境における周回力』については非常に強いものも持っています。
『特攻弾』について

ガチャ画面の前情報だとラスワには『各種特攻弾』が付いているということで、小鈴の『CRI攻撃アップ』と『特攻攻撃(確定クリティカル)』が噛み合って大きな火力も出しそう…と思いきや、こちら『魂を宿した物体と縁ある者』ということでおそらく付喪神関連のキャラにしか刺さらず、しかも5,6バレット目にしかないのでちょっと期待外れだった感じです。
ただ、ラスワは前述のようにスペル前効果でクリティカル威力が上がるので、今後付喪神キャラがボスとして登場するようなステージでは更なる火力も発揮出来るかもしれません。
2ページ目は『弱点』『オススメの絵札』『相性の良いキャラ』『総合評価』などです。
やっと紅魔女ほぼフルオート出来るようになったわ…ありがとう小鈴。たまに運がいいとメディスン、小鈴だけで落とせるのも面白い。
性能とか知らんけどかわいいから引いた
鈴奈庵本編でも魔理沙ワンパンしてたしワンパンゲーの適性はあったんだろうな
すでに外部で判明していることとして、特攻は現時点では該当者ほぼゼロだが発動前が相応。
かつ0~1ブースト弾がほぼすべて貫通弾なため、防御5/10段積みしてくる時折いる厄介な壁組を3倍アイスクリームくらいなごり押しダメージで強行突破することができる。
平常時は最高火力組には一歩明確に譲るが、ルナExの運ゲー要素に対する掃除能力(もちろん一回分だけど)は全キャラでも最上位にあたる、というなかなか楽しそうな逸材。
管理人様のTwitterのDMに小鈴のラストワード詳細を送りました。
スキル2はデメリット軽減タイプで陰攻は2段階固定のようだし、ラスワで何段階上がるのか次第
自力で命中アップは出来ない(特性じゃ当てにできない)ので絵札が命中とすると、レミリアに劣る、ってところだろうか
キャラ単独で見た場合にはラスワが全体って事もあり、レミリアと依姫に次いで陰攻の3~4番手くらいかな?
スキル構成は近いがチルノほどラスワを自発弱体させたりはしないから、条件式強化も込みで結構戦えるシーンがありそうだな
単体向けとはいえスペカで自身強化しつつ全体ラスワに備えられるのは大きいし 阿鈴とのシナジーもあるから陰攻チームを組む際の一人として面白そうだ