【東方ロストワード】『☆5アニバーサリー守矢神社』について。評価・おすすめのキャラなど

　2021年4月30日開催の『富士見の幼女将 超フェス』で登場した絵札です。

　『1周年超フェス限定で排出される絵札』と明言されており、他の絵札のように『月末のアップデートにて通常のおいのりに追加されます』の記載が一切無いので、再入手が不可能となる可能性が極めて高いです。何かしらのタイミングで復刻する可能性はあるにしても、それはずっと先の事になるでしょう。

　そういう意味では極めて凸させづらい絵札ですが、無凸の時点で紅魔塔適正も十分で、周年記念での実装されるだけはある性能です。

　別に最強絵札とかそういう感じではないでしょうが、防御絵札としては頂点、『CRI防御低下』は特定キャラとのコンボ性能も抜群、ステータス補正も優秀ですし、無凸で実用性十分なのは素晴らしいです。

絵札特性

ステータス補正

　※公式サイトでは陰防になっているけど、実際は陰攻

絵札の概要

　『味方全体の結界1枚増加』『対象単体のCRI防御低下』の2特性がズバ抜けて優秀なキャラクターです。

　『グレイズ』が防御手段として最も汎用的かつ最も強力なこのゲームにおいて、味方全体の結界を増加してくれる、というのはどんな防御効果よりも大きな意味があります。

　紅魔塔にどれだけ注目を集めるのが得意で守りが厚いキャラクターを連れて行っても、高威力な『全体攻撃スペル』を撃たれれば一貫の終わりですし、結局は『グレイズでカバーせざるを得ない場面』というのがいくらでもあります。

　その点、この絵札をセットしたキャラが居ればそれだけで確実な延命が可能であり、特に『無凸のこの絵札を複数枚セットしたキャラ』なんかがいればそれだけで戦略の幅も大いに広がります。

　単純に負けにくくなるし、セットアップやブレイクにも時間も掛けやすくなるし、他にも例えば紅魔塔では『ラストワードを撃った後も、延命してスキル・能力・ショットを活かすだけで大いに仕事が出来る』という優秀なキャラクターも多いですが、それらのキャラクター達も活かしやすくなるでしょう。

　塔では『絵札の使い回し』も有効ですし、『全員の結界増加』はとにかく色々と便利です。

　また『CRI防御低下』についても、対象が単体とは言え、『確定クリティカル』を繰り出す特攻キャラと組み合わせると火力が爆発的に向上するため、こちらも非常に便利です。

　無凸でもCRI威力が2.0倍⇒2.6倍、『30万ダメージが39万ダメージになる』くらいの上り幅ですから、こちらも非常に優秀な効果でしょう。(CRIについて詳しくはこちら)

　いずれの特性も『通常周回』ではさして役立てづらいでしょうが、『紅魔塔』においては非常に優秀、無凸からでも実用性は抜群の絵札です。

オススメのキャラ

　結界増加にデバフはどちらも『支援』の意味合いが強いので、強いキャラクターに付けるというよりは、それを補佐する役割のキャラクターに付けるべきでしょうか。

　例えばアリスなんかは能力とスキルでバフ、通常スペルでデバフを撒いたら後はパワー連携して役目はオシマイ、敵な立ち回りも多いですが、そこにこの絵札を追加すれば果たせる役割は更に多くなるでしょう。

　後は単純に壁役のキャラクターの役割をこの絵札で更に強化しても良いですし、取り敢えず『誰につけても仕事はする』という絵札です。

売却＆限界突破について

　売却厳禁、凸厳禁です。売却は言わずもがなですが、凸も前述のように『再入手不可』となる可能性が高いです。

　中途半端に凸らせても意味が無いし、この絵札は無凸の時点で実用性抜群なので、『無凸を複数枚用意して運用』するのが理想的です。

総合評価

　通常周回でお世話になる事はそう無いでしょうが、紅魔塔においては様々な応用が考えられる、非常に優秀な☆5絵札です。

　無論、与ダメージに大きな補正が得られる絵札の方が汎用性はずっと上でしょうが、この絵札はこの絵札は十分替え難い価値は持っています。特に『無凸でも使える』『1枚の絵札を使い回す価値が高い』という2点は他の絵札と比べても大きな差別化点でしょう。